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【無料】mp3音声ファイルを自動で文字起こしする方法【Googleドキュメント】

会議や講演会の音声データをテキスト化する作業って、耳も疲れるし手や肩もこって大変ですよね。

 

そんな大変な作業をしている方に朗報なんです!

 

本記事の「Googleドキュメント音声入力でmp3を自動文字起こしする方法」を読めば夢のほったらかし自動書き起こしができちゃいます。

 

……とはいえ正直もうしますと、完全放置で完璧なテキストが出来上がるというわけにはいきませんが

疲れもわずかで超スピードでテキストのベースを作るということに関してはかなりいいレベルに来ています。

 

「Googleドキュメント音声入力でmp3を自動文字起こしする方法」は記事の中でくわしく説明していますので、地味な書き起こし仕事はもう嫌だっ!って人はぜひ最後までお読みください。

 

mp3音声ファイルをGoogleドキュメントを使って自動で文字起こしする方法 必要なものと準備

それでは、はじめにGoogleドキュメントの音声入力に必要なものを確認しておきます。

用意するものは次の通り。

  1. 録音する機械(ICレコーダーなど)
  2. PC
  3. 文字起こしに特化した再生ソフト

 

▼詳細は以下の通りです。

 

①録音する機械(ICレコーダーなど)

文字起こしするための録音データを用意しましょう。

 

クリアに録音したほうが聞き取りやすくなり後々の作業が楽になるので、

スマホのアプリより専用のICレコーダーを使うことをおすすめします。

 

▼文字起こしにおすすめなICレコーダーの記事はこちら

【ICレコーダー】文字起こしにおすすめな機種7選!口コミも紹介

 

②PC

基本的にはPC上で操作するのが一番いいです。

なので、PCを用意しましょう。

 

③文字起こしに特化した再生ソフト

mp3や音声データの自動書き起こしがうまく行けばPCデフォルトのプレーヤーでもいいのですが、

現状の性能ではどうしても誤字脱字や聞き取りにくい音声が出てくるので、その際に役立つのが「文字起こしに特化した再生ソフト」です。

 

修正する際にショートカットキーで早戻し、早送り、停止などの機能があるとかなり便利です。

細かな点としては画面を切り替えることなく、ショートカットキーが常時有効になるものだと実用性が高いですね。

 

おすすめソフトは次のとおり。

▼Windows

出典:ASCA21より

テープ起こしプレーヤー

 

▼Mac

出典:CasualTranscriberより

CasualTranscriber

 

もしICレコーダーを持っている場合は、付属しているソフトもけっこう優秀です。

ソフトが入っていない場合はインストールしておきましょう。

 

mp3音声ファイルをGoogleドキュメントを使って自動で文字起こしする方法 手順

VB-CABLE Virtual Audio Deviceがインストールできたら、音声データを自動入力する実際の手順に移っていきましょう。

 

VB-CABLE Virtual Audio Deviceをセットする

まずはVB-CABLE Virtual Audio Deviceを使用できるようにセットします。

(インストール直後であれば、すでに設定されています。)

 

▼インストールがまだの方は下記の記事を参考にやってみてください。

 

サウンド内の出力と入力の項目をそれぞれ次のように設定します。

  • 出力に「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable)」
  • 入力に「CABLE Output(VB-Audio Virtual Cable)」

というように切り替えていきます。

 

※VB-Audio Virtual Cableに切り替え以降はパソコンのスピーカーやヘッドフォンから音が出なくなります。

 

これでVB-Audio Virtual Cableのセットは完了です。

 

音声入力ソフトを立ち上げる

音声入力ソフトを立ち上げましょう。

 

今回はGoogle音声入力で説明します。

 

Googleにアクセスし、ログインします。

右側のアプリボタンをクリック。

 

アプリが展開されるので下にスクロールします。

(Googleドライブにアクセスしてもドキュメントを開くことは可能ですが、こちらの手順のほうが早いです。)

 

ドキュメントをクリック。

ドキュメントのページへ移動します。

 

空白をクリックして新しいドキュメントを作成します。

 

上の部分にある「ツール」をクリック。

 

ツールの中の「音声入力」をクリックします。

 

この状態になればGoogle音声入力の準備OKです。

[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]あともう少し!次の項目へ移りましょう。[/prpsay]

 

音声データを用意する

VB-Audio Virtual CableとGoogleドキュメントが準備できたら、自動テキスト化したい音声データを用意しましょう。

 

▼今回は例として、私が熊本旅行で撮影した動画の2分ごろからアフレコした音声を使います。

 

 

音声入力を開始して自動テキスト化する

Googleドキュメントを開いた状態で音声データを再生します。

次にすばやくGoogle音声入力の録音ボタンをクリックし赤色にします。

 

うまくいけばGoogle音声入力が音声データを認識しテキスト化してくれます。

 

ただし、バックグランドで動作しないため少しでも他のタブや項目を触ると録音停止になります。

ですのですべての準備が整ってから録音スタンバイにするようにしましょう。

 

▼わかりにくい場合は実際の自動テキスト化の様子と作業手順を動画にしましたので、下記をご覧ください。

 

上記の動画を見てもらえれば分かるのですが、音声が自動でどんどんテキスト化されています。

なんだかすごくて未来を見ている感じがします。

 

 

注意

録音時間が長い音声データや録音状態が悪いデータは途中で音声入力がストップすることがあります。

その場合はPCのそばで状態を見ながらテキスト化していくのが確実です。

 

▼録音がストップしてしまう場合は以下の方法をお試しください。

 

VB-Audio Virtual Cableを使うメリット

Googleの音声入力は日々進化しているので数年前に比べて認識できる音声の種類が増えたように感じます。

 

そのため状況によってはVB-Audio Virtual Cableを使わなくてもいいのですが、

まだまだ次のようなメリットがあるためお使いの環境によっては積極的にVB-Audio Virtual Cableを使っていくといいでしょう。

VB-Audio Virtual Cableを使うメリット
  1. 音を出さなくてもいい
  2. 認識がアップする

 

まずVB-Audio Virtual Cableは音を出さなくても音声入力が可能です。

静かな職場でPCから音声を出すと周りの迷惑になりますが、VB-Audio Virtual Cableなら音がでないので安心です。

 

 

またデータを直接聞かせるため音声入力の認識率がアップします。

仮想オーディオデバイスは物理的にスピーカーを鳴らさず、パソコン内部で直接音声入力に聞かせる形になるので、

余計な雑音が入らず認識率がアップします。

 

もしこれらの状況に当てはまる方はVB-Audio Virtual Cableを使うのがおすすめです。

 

mp3音声ファイルをGoogleドキュメントを使って自動で文字起こしする方法 注意点

音声を自動テキスト化する際の注意点をお伝えしておきます。

 

自動テキスト化と言ってもまだまだ完璧ではありません。

 

途中で入力が止まる場合もありますし、変換精度も100パーセントとはいきません。

 

メモとして活用するなら変換精度はそこまで求められませんが、公式な議事録やメディアのインタビューなどを作る際は

自動的にテキスト化された文章そのままで納品するのは難しいです。

 

 

ただ、校正する前のベーステキストを作るツールとして活用するなら

音声データを自動テキスト化させる方法は今の時点でもおすすめできます。

 

具体的にはベーステキストを今回紹介した方法で作り、

再度音声データを聞きながら誤字脱字・誤変換を修正し、テキストを校正していきます。

 

これなら最初の手入力の作業が省略できるので、かなり早いスピードでテキストができあがることでしょう。

 

ちなみに下に紹介しているインタビュー記事は、Google音声入力を使って文字起こしをして実際にテキストベースを作りました。

かなり長いロングインタビューだけど、手打ちで入力していくより早く記事を仕上げることができた実例になっていますので参考にしてみてください。

サクラスカメラスリング製作者・杉山さくらさんインタビュー!開発秘話や働き方について伺いました。

 

音声入力の苦手分野に注意しよう

今回の例ではかなり音声を認識してくれましたが、音声入力には苦手な分野もあります。

 

それは…

  • 録音状態が悪い音声データ
  • 多人数でしゃべっている

…場合です。

 

録音状態が悪ければ人間の耳でも聞き取ることは簡単ではありませんし、

グループトークのような複数の人が話していて言葉が重なったりする場合には機械は認識してくれませんし、誤変換も多くなります。

 

上記のような場合はアナログですが音声データを繰り返し聞いて手入力していく方法が確実でしょう。

▼手入力と自動書き起こしの中間の方法もありますので、チェックしてみて下さい。

 

録音状態が悪い場合は最新のICレコーダー購入を検討してみる

自動入力の前にそもそも録音状態が悪いデータを使っている場合は認識率が一気に下がってしまいます。

 

特に文字起こしを手入力している時に何度も同じ録音個所を聞きなおしてしまうことが多い場合は、録音状態やレコーダーの性能が良くない可能性が高いです。

 

レコーダーが古い機種の場合は新しいものに買い替えるだけでクリアな音質にすることができるので、

余計な作業をする時間を短縮できるかもしれません。

 

一度最新機導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

▼新しい機種はこちらで紹介しています。

SONY ICD-UX570Fシリーズレビュー文字起こし効率アップの機能を紹介

 

【無料】mp3音声ファイルを自動で文字起こしする方法【Googleドキュメント】 まとめ

本記事では「mp3を自動文字起こしする方法(Googleドキュメント音声入力)」をお伝えしました。

今回の方法を使えば手入力でテキストを作っていくより数倍早く書き起こしができるでしょう。

ぜひやってみてくださいね。

それでは、ひででした。

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