ZOOMはPC単体では実際に相手が見ている自分の画面共有を確認することができません。
ウェビナーや会議などで自分の実際に共有されている画面に表示ミスがないかを確認しながらスライドショーを使ったプレゼンやセミナーを行うには、PCと合わせてスマホやタブレットを同時に使う方法が最適です。
この記事では1つの無料アカウントで自分のZOOM共有画面を確認しながら会議する方法をお伝えします。
気になる項目へジャンプ(目次)
ZOOM自分の画面共有を確認しながら発表する方法
1つの無料アカウントで自分の実際のZOOM共有画面を確認しながらスライドなどを表示する方法を具体的に説明すると次のようになります。
- PCとスマホで同時にミーティングルームに入り、
- スマホ(やタブレット)に共有画面を表示させる
といった手順をとっていきます。
それでは、具体的な手順の解説をしていきます。
スマホでPCと同時にミーティングルームに入る手順
▼まずはPCでZOOMを立ち上げます。
▼新規ミーティングを開きます。(参加する会議や状況に合わせて変更してください)
▼ミーティングルームに入ると、カメラが立ち上がり、ビデオ会議の画面になります。
画面の下に表示されるバーを確認してください。
▼「参加者」の右側に小さな上向き矢印があるので、クリックします。
すると招待というポップアップが出るのでクリックします。
▼上部にある「ミーティングに参加するように相手を招待」と書いてある部分の右側に数字が表示されています。(ミーティングID)
後で使うので数字を確認しておきましょう。
ここまでできたら、一旦スマホでの操作へ移ります。
スマホのZOOMを立ち上げましょう。(インストールしていない場合はスマホにインストールしておきます。)
つづいて参加をタップします。
▼ミーティングに参加という項目が表示されるので、先ほどPCで表示した数字(ミーティングID)を入力します。
▼ミーティングIDを入力できたら、参加の部分が青くなるのでタップします。
▼すると、スマホでZOOMの会議室(ミーティングルーム)に入ることができます。
下記の画面になったら、「インターネットを使用した通話」をタップします。
(Wi-Fiで接続していてもこの表示は出ます。)
以上の作業により、PCで立ち上げたZOOM会議室(ミーティングルーム)に自分のスマホをログインさせることができました。
つづいて、スマホで実際の共有画面を確認できるようにするため、PCで画面共有をしていきます。
▼PCで画面共有を開始するので、画面の共有をクリックします。
するとPCで画面共有がはじまります。
それと同時にスマホでは実際の参加者が見ている画面共有が表示されます。

▼スマホの画面では次のようになります。
▼また、PCでパワーポイントのスライドショーを使った場合、スマホでは次のようになります。
自分のPCで現在見えている状態は画面共有している人専用の画面であり、実際にウェビナー参加者やオンライン会議に参加している人が見ている画面と異なります。
ですので、スマホで実際の共有画面を確認することでウェビナーや会議の確実な進行ができるようになります。
以上で作業は終了です。おつかれさまでした!
ZOOMは1つの無料アカウントで何台までログインできる?
同じ1つのアカウントでは、端末の種類につき1台ずつログインできます。
たとえば・・・
- PC-タブレット-スマホ
- PC-タブレット
- PC-スマホ
- タブレット-スマホ
という組み合わせでそれぞれ同じミーティングルームにログインすることは可能ですが、
- PCとPC
- タブレットとタブレット
- スマホとスマホ
という同じ種類の端末での同時ログインは無理です。
一度に1台のコンピュータ、1台のタブレット、1台のモバイルでZoomにサインインできます。
同じ種類の別のデバイスにログインをしているときに、別のデバイスにサインインすると、最初のデバイスから自動的にログアウトされます。
つまり、2台のコンピュータや2台のモバイルで同時にサインインできません。
ZOOMで自分の画面共有を確認しながら発表するメリットは?
共有画面が目の前に表示されるのに、どうしてスマホでも確認しておく必要があるのか疑問に思われる方もいるかもしれません。
しかし、オンライン会議やウェビナーを円滑にすすめるためには実際の配信画面を確認しておくのは必要なことです。
というのも、私は画面共有のスライドショーで失敗したことがあるからです。
どういう現象が起きたかというと目の前の画面は普通に動いているのに、ウェビナー参加者から見えている共有画面が動いていないということがありました。
そのため、スライド表示がずれ声で説明していることと、スライドショーの内容が違うという状況が起こったんです。
こういったミスはスマホ(タブレット)で実際に相手に見えている画面共有を確認していれば防ぐことができます。
ちなみに、ディスプレイを2つ使用している方(デュアルディスプレイ)は要注意!
デュアルディスプレイだとZOOMで画面共有ボタンをクリックした後に表示されるウィンドウの指定がややこしくなるので、ミスをしやすいです。
私はこれで失敗しました。

もし、同じようなことに覚えがある人は今回の方法で予防策を敷いてみてください。
ZOOM自分の画面共有を確認しながら発表する方法 まとめ
ZOOMで自分の画面共有を確認しながら発表する方法をお伝えしました。
今回の方法をとることでスライドショーの発表などで起きる表示ミスを防ぐことができます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。