この記事ではスタンディングデスクを仕事や勉強に使ってみて、効果があったのかどうかをお伝えします。
結論から言うと、スタンディングデスクを使うことで座ってばかりの作業に比べて体にとてもいいと感じました。
ただ、その一方でいいことばかりではないということも分かってきました。
1年以上使ってみて分かったのは立ちっぱなしは疲れるので、座り作業とバランスを取る必要があるということです。
そこで今回の記事では
- どうして立ちと座りのバランスを取る必要があるのか?ということと、
- 使ったからこそ分かる、スタンディングデスクの上手な使い方
を記事の中で詳しくお話していきます。
また、スタンディングデスクに関する論文についても調べてみましたので科学的な知見から見たスタンディングデスクはどうなのか?
と言うことについてもお伝えしていきますね。
スタンディングデスクを仕事勉強で使ってみて効果はどうだった?論文についても言及
私はPC作業が多く、座りっぱなしになることが多かったので自室に卓上で使えるスタンディングデスクを導入しました。
▼実際に使っている卓上スタンディングデスクはこちら。
このFLEXI SPOTのスタンディングデスクはコスパもよく卓上で使えるので既存の机に簡単に設置できる手軽さが魅力です。
また力もほとんどいらず簡単に手動昇降ができるので、立ちの姿勢と座りの姿勢をシームレスに変えられるところがお気に入りになっています。
このスタンディングデスクを実際に使ってみて感じた点をお伝えしていきます。
良かった点
- お尻が痛くなった時に立って体をほぐせる。
- 眠くなりにくい
- 集中できて作業効率が上がる
上記の内容に関して以下で詳しくお伝えしていきます。
またスタンディングデスクに関する論文についても合わせて紹介していきますね。
お尻が痛くなった時に立って体をほぐせる。
座ってばかりのPC作業だとお尻と、ふくらはぎがけっこう辛くなることが多いです。
そういう時にスタンディングデスクであれば屈伸したり足を伸ばしながらパソコン作業をすることも可能です。
▼論文では以下のように言われています。
「座りの姿勢を続けるとおしりの違和感が発生しますが、立つ姿勢に変更することで緩和されることが分かった」とあります。
座り作業を立ち作業に変更することで、おしりの違和感が改善されるのはなんとなく分かるとは思いますが、立ちながらも作業が続けられるというのが大きなメリットになっていますね。
眠くなりにくい
座っての作業だと気が緩みやすく、特に午後の作業だと眠くなりがちです。
立っての作業に移行すれば眠くなりにくく作業を効率的に進めることができます。
▼このあたりのことを論文では上記と同じ論文の中でどのように言われているかというと・・・
- 座った姿勢よりも立った姿勢の方が統計学的に眠くなりにくいことと、
- 立ったり座ったりという姿勢を変えながらの勉強の方が眠くなりにくいということ
が分かったそうです。
つまり、スタンディングデスクを効果的に使うことで眠くなりにくい環境を自分で作れるということです。
集中できて作業効率が上がる
座り作業の息抜きで問題なのは集中力も一緒に切れてしまうこと。
高さ調整のできるスタンディングデスクであれば、さっと立ち姿勢に移行できるので集中力を切らさないまま、身体をリフレッシュさせ、かつ作業を継続させることができます。
結果的にこなせる作業量が増えるので仕事も早く終わります。
▼またこちらの
という研究では立つ座るを交互に繰り返すことで学習効果が高くなるという結果も出ています。
[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]スタンディングデスクの有用性が科学的に証明されているのは心強いですね。[/prpsay]悪かった点
- 立っていると疲れる
- ふらっとする時がある。
立っていると疲れる
ある程度覚悟はしていたのですが、やはり立ちっぱなしだと疲れます。
スタンディングデスクを使いたての頃は長時間使っているとふらふらすることもありました。
さすがにふらつくと「座った方がいいよのサイン」なので、最近ではそこまでならないように立ち作業を短めにしています。
スタンディングデスクを仕事や勉強に使うのに最適な時間は?
実際にどれくらいの時間スタンディングデスクを効果的に使えばいいのでしょうか?
によると60分の仕事の内、10分を立ち仕事にするだけで、身体への負担を軽減することができるとのことです。
また、
の実験条件では20分間の立位、40分間の座位で足のだるさが軽減されていました。
つまり、長時間立ち続ける必要はなく、立ちと座り作業を適切に繰り返していくことがポイントとなります。
手動昇降式の卓上スタンディングデスクであれば、おしりに違和感を感じたり立っていて疲れたら、すぐに姿勢に変更できるのでやはり便利です。
仕事や勉強に使うスタンディングデスクの効果的な使用法
実際に使ってみて分かった効果的なスタンディングデスクの使用法をお伝えします。
ポイントは3つ。
- スタンディングデスクは高さ調整のできる昇降式を採用すること。
- PCスタンドやBluetoothキーボードを使い、モニターを快適な高さにする。
- 床がフローリングの場合はヨガマットなどを敷いて足の負担を軽減する。
です。
スタンディングデスクは高さ調整のできる「昇降式」を採用し、立ちと座りの姿勢を適切に繰り返す
固定式の立ちっぱなしスタンディングデスクもありますが、やはり昇降できるタイプにすることが肝心です。
その理由は昇降式にすることで座りの姿勢ばかりになっていたら立ち姿勢にすぐに変えられますし、立ち姿勢に疲れたら元の座りの姿勢に戻すことができるからです。
実は座りっぱなしも良くないですが、立ちっぱなしも良くないんですね。
ですので、両方の姿勢のバランスを取るということが必要になってきます。
それには簡単に高さを変えられるフレキシブルさがある昇降式のスタンディングデスクを導入するのがおすすめです。
[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]立ちと座りを交互に繰り返すのがポイントです。[/prpsay]PCスタンドやBluetoothキーボードを使い、モニターを快適な高さにする
また、スタンディングデスクにPCを置いて作業をする方がほとんどだと思いますが、テーブルの位置を上げるだけだとPCの位置が目線より下になってしまうので視線が下がってしまい姿勢が悪くなります。
スタンディングデスクにプラスアルファでPCスタンドを使ったり、Bluetoothキーボードなどを使った方がいいです。
これらの機材をそろえることで立った状態でも快適に作業することができるようになります。
▼実際に使っている機材を紹介しておきますね。(キーボードはUSB無線式になります。)
床がフローリングの場合はヨガマットなどを敷いて足の負担を軽減する。
私の部屋は床が畳みなので使っていませんが、スタンディングデスクを使用する場所がフローリングの場合はスタンディングデスクの専用マットやヨガマットを敷いた方が足の負担が軽減されるので、いいです。
そこまでする必要がないという場合は柔らかめのルームシューズでもいいかなと思います。
仕事や勉強に使うスタンディングデスクでフィットネス効果をアップする方法
バランスクッションの上に乗りながら作業をする
バランスクッションの上に乗って立ち作業をするという小ワザもあります。
スタンディングデスクとバランスクッションを同時に使うことでフィットネス効果を上げることができました。
ただ慣れるまではバランスを取るのが難しいかもしれませんので、練習してから作業にあたってくださいね。
▼タニタから出ているバランスクッション。実際に使っていますが、素材がしっかりしていていいですよ。
机付きエアロバイクをスタンディングデスクとして活用
スタンディングデスク自体を机付きのエアロバイクにしてしまうという方法があります。
エアロバイクにデスクがついているモデルであれば自転車をこぎながらパソコン作業をすることもできます。
パソコン作業しながらエアロバイクをしなくても机自体が安定しているのでサドルに乗らず立ちながら机だけを使ってスタンディングデスクとして使用することも簡単です。
またデスクの上に物を置いたりできますし、運動不足だなと思う時でも部屋にエアロバイクが置いてあるのですぐに運動することができて色々と便利です。
昇降はできませんが、かなり効率よく運動ができて息抜きにもなるのでいいですよ。
▼私が使っているデスク付きエアロバイク。なんだかんだでけっこう使ってます。
【レビュー】アルインコながらバイク4518の使用感や口コミは?
本当にスタンディングデスクは効果なしなのか?口コミを調べてみた
これまで実際に使ってみて分かった魅力を語ってきましたが、スタンディングデスクを使ったことがない人は、本当に効果があるのかまだ不安だと思います。
そこでスタンディングデスクを実際に使用している人たちのブログやSNSの実際の口コミ意見をいい点、悪い点に分けてまとめました。
いい口コミ
- 腰痛、肩こりが緩和した。
- 痔にいい
- 眠気
- 動きやすくなる
- 仕事内容によって最適な姿勢に変えることができる。
【スタンディングデスクの効果まとめ5つ】
①首、肩の痛み予防
②腰の痛み予防
③眠気防止
④作業効率アップ
⑤集中力アップとはいえ、人間は同じ姿勢で過ごすものではないです。なので、1日ずっと立つのではなく、1時間に1回スタンディングデスクを使って仕事する方法が望ましい。
— きんじょう@夢追いパパ (@kinjo312) February 4, 2021
スタンディング19,20日目。
無事にクリア。でも、午後はむり…。またため息が出てしまう。
よいことは、上半身、背中がなんだか軽い。
スタンディングの効果かな。#スタンディングデスク— Zuun(health) (@HealthZuun) February 4, 2021
イマイチな口コミ
- 一日中たちっぱなしは疲れる
- 足の疲れを感じる
おはようさん☀️
今日は腰が痛いのでゆっくりする予定。元々少し痛かったけど、Switchでボクシングのゲームやり過ぎて悪化しました😂
でもほんと腰は自宅勤務になってマシになった!会社ではスタンディングデスクも使ってたけど、酷い腰痛持ちなので効果なしだった😂
んじゃ今日はゆるりと〜✨
— さとり@食事で肌改善した人🍉 (@satori_k) February 8, 2021
スタンディングデスクは効果なし?仕事勉強に使った本音と論文も調査 まとめ
今回の記事では『スタンディングデスクは効果なし?仕事勉強に使った本音と論文も調査』ということについてお伝えしてきました。
スタンディングデスクは座りの姿勢と立ちの姿勢を繰り返して使用することで、身体にいい状態が保てることが分かりました。
スタンディングデスクを検討されている方は参考にしてみてください。
▼なお、スタンディングデスクを導入したいけど、試してから買ってみたいという人には以下の記事が参考になると思いますよ。