先日、突如インターネットがつながらなくなってしまいました。
しかも、固定電話も合わせて不通に!
おそらく台風による暴風のしわざではないかと思われました。
結論から申し上げるとインターネットがつながらない原因は外的なもので電話線の光ケーブルの断線によるものでした。
外のケーブルの断線は自分ではどうすることもできないので、かなり困ったことになったのですが、問い合わせてなんとか復旧してもらうことができました。
今回はそんな珍しいインターネットがつながらないトラブルの発覚から復旧までの一部始終をお送りしたいと思います。
合わせて災害時のネット回線対策について気づいたことをお話しています。
災害が増えているご時世ですからぜひ、チェックしてみてください。
それでは、どうぞ!
- インターネットが繋がらない原因とは?
- 故障問い合わせの方法
- 復旧までのストーリー
- 不通に備えて、リスク分散はしておくべき!
インターネットに繋がらないトラブル発生
トラブルに気づいたタイミング
外出から帰ってくるとモデムの横に置いてあるWi-FiルーターのLEDがエラー色に。
これが、最初にきづいたきっかけでした。
▼ちなみにぼくが使っているWi-Fiルーターの紹介記事はこちら
LEDの色を見て「あら?おかしくなったかな??」と、すぐに行動を開始。
PCでブラウザを立ち上げ試してみると、たしかにインターネットにアクセスできません。
スマホのWi-Fiのマークも出ていない状況でした。
たいていこういう場合はルーターを再起動すれば!
…と、やってみましたがダメでした。
その次に、ケーブルが抜けていないかというのをチェックです。
それも大丈夫でした。
こうなってくると次に考えられるのは機器の故障。
ただ、ルーターは最近購入した新しいものだったので、あるとすれば10年以上使っているモデムの故障かもと疑いました。
ところが、トラブルはネットが繋がらないというだけではなかったのです!!
▼ネットが繋がらない時にまず確認するポイント
- ケーブルが抜けていないか?
- 電源が入っているか?
- とりあえず再起動してみる
家電もつながらない状態
なんとなく思いついて、固定電話の受話器を上げてみるといつもと違う音が・・・。
ウチの電話はインターネット回線を使うIP電話。
インターネットが使えないということは、もしかすると…と思ったのがビンゴでした。
実際にスマホから自宅に電話しようとすると呼び出し音は鳴らず、代わりに次のような案内音声が
現在、おかけになった相手の通信機器の電源が入っていない、もしくは故障またはネットワークの故障が発生しているとみられます。
このメッセージを聞いて、モデムの故障だけでない違う可能性も浮かんできました。
それは、家の外の電線の断線です。
家の外の電線を確認するも…
モデムから外向きにたどっていって、線が切れていないか確認しにいきました。
結果、肉眼では一見大丈夫そうでしたが、カメラの望遠レンズで写真を撮ってみると怪しい箇所が。
「もしかするとこれか?」
という思いを持ちました。
(結果的にはこの怪しい部分は大丈夫だったのですが、目の付け所はよかったみたいです。)
ネットが繋がらないトラブル! NTTフレッツ光に問い合わせ
モデムの故障か?
電線の断線か?
2つの可能性を持ちながら、契約している『フレッツ光』に問い合わせることにしました。
スマホの4G回線でフレッツのホームページを検索し、フレッツにメール。
合わせて契約時に受け取っていたお問合せ先の電話番号から電話をしてみました。
メールの方は必要事項を順番に記入していく方式なので、けっこう時間がかかります。
よかったのは電話の方。
はじめはホームページから問い合わせの電話番号を確認しました。
しかし、受付時間が18時までと書かれていて、時間が過ぎていたので断念。
明日を待というかと思いましたが、契約時にもらった書類に問い合わせ先が書かれてあるのを思い出したので、ひっぱり出してきました。
そこには24時間受付の電話番号があったので、すぐにそちらへ電話をかけました。
フレッツサービス、ひかり電話などの故障、設定などにかんするお問い合わせ
0120-248995
受付時間:24時間
午後5時~翌朝午前9時の間は録音による受付となります。
※土曜、日曜、祝日も受付中
※故障修理などの対応については午前9時~午後5時とさせていただきます。
※フリーアクセスはNTT西日本エリア(北陸・東海・関西・中国・四国・九州地区)以外からはご利用になりません。
※携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
引用:フレッツ光・契約時の資料より
電話の方はオペーレーターに直には繋がりませんでしたが、録音を残すことができました。
電話の際は次の事項を最初に言ってから録音してくださいと言われます。
- 契約者の名前
- 故障の電話番号
- 折返しかけるための電話番号(今回、言い忘れてしまいました。)
(もしかしたら、住所なども必要だったかも。)
録音時間には秒数制限があるので、ある程度言うことをまとめてからの方がいいと思います。
もしトラブルに合っている人で急いで問い合わせしたいという方はメールより電話の方がおすすめです。
ただ、夕方ごろに問い合わせとなると、その日の出動は難しいでしょう。
気持ちを落ち着けて次の日に期待しましょう。
問い合わせの結果 フレッツ光・オペーレーターからの返答
約3時間後、担当者から電話がかかってきました。
折返してもらう電話番号を留守録時に言い忘れてしまいましたが、無事かかってきました。
ぼくが録音に残したものからすでにオペレーターが個人情報を把握していたようで、はじめに本人確認をされました。
本人確認を済ませた後、オペレーターが教えてくれたのは次の3点。
- ぼくが問い合わせする前にも付近で問い合わせがあったとのこと。
- 信号試験でNTT側からウチまで通信届いていない反応が出ているとのこと。
- その結果、おそらく集合部分の故障が疑われる
…とのことでした。
このことから、インターネットにつながらない原因はモデムではなく、家の外に原因があることが分かりました。
しかし、修理の対応は早くても翌日の9時か10時になるとのこと。
固定電話も不通状態だったので早急にしてほしかったですが、そこはあきらめるしかありませんでした。
▼ポイント
- 問い合わせは電話の方がおすすめ!
- 24時間対応の電話番号へ
- 話す内容をあらかじめ決めておくとスムーズ
ネットに繋がらない原因が判明
翌日、9時頃作業員さんから直接電話がありました。
▼内容は次のとおり。
- 現場にて光ケーブルの断線を確認。
- 10時には作業が終わります。
- また連絡します。
…ということでした。
気になったので自宅近辺をウロウロしてみると、大通り沿いに高所作業車を発見!
意外と自宅から遠く「こんなところが悪くなると回線が切れるんだ」とちょっと面白い発見でした。
10時頃に作業員からは連絡なかったけれど、妻が試してみると電話が通じた模様。
同時にインターネットも回復しました。
[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]一安心です。[/prpsay]
その後さきほどの作業員さんから12時頃に連絡がありました。
原因を尋ねると、
[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/11/standard-man.png” name=””]ケーブルをカバーしていた箱のようなものが飛ばされケーブルが切れていました。[/prpsay]
…とのこと。
近隣の10軒ほどが電話不通になっていたようです。
お礼を言って電話を切りました。
インターネットにつながらないトラブル発覚から復旧まで半日ほどかかりましたが、工事が始まってからはめちゃくちゃスムーズだったので、不満もなく一件落着しました。
インターネットが繋がらないトラブルの原因から復旧までで、学んだこと
最後に今回の経験で学んだことをお伝えします。
今回のトラブルが起こったのは台風の後でした。
災害の後などは、こういうこともあるのかなと感じました。
当たり前に使えると思っているインターネットですが、大元のケーブル断線はどうしようもありません。
こればっかりは仕方がないので、外的要因でネットが使えなくなるという考えを持ち、リスク分散する必要があることを学びました。
具体的には次のことが必要だなと感じます。
- 自宅以外のWi-Fiのスポットを見つけておく
- 固定電話の予備の連絡方法を考えておく
今回は、いきなりなんの前触れもなくネットがつながらなくなったので、予定していたPC作業が滞ってしまいました。
しかも、ネットと電話同時です。
ただ、ネットはコンビニやファミレスなどのフリースポットも多くあるので、近隣のWi-Fiスポットを把握しておくと作業の再開がスムーズかと思います。
(家庭のネット環境をケーブルが関係ないポケットWi-Fiなどにしておくというのも手ですが、速度とかの問題もありそうですね。)
また、特に最近ではオンライン会議があったり、オンラインセミナーを開催しているという講師の方もいらっしゃると思います。
どうしてもオンラインに参加しなくちゃいけないという方は台風や大雨などの情報が事前に手に入る場合は、頭の隅においておくほうがいいと思います。
静かな場所でオンラインをつなぎたいということなら、断線していない区域にあるホテルなども検討するのも一つの手だと思いますね。
また、今回特に感じたのは、IP電話(光電話)のリスク分散の必要性です。
固定電話があって契約している方はインターネットと同時にIP電話も申し込んでいると思うので、外部のケーブル断線があれば今回のトラブルのように同時に問題がやってきます。
そのため、お仕事で固定電話を使っている人は、急なトラブルに備えて電話以外の連絡方法もホームページ等に明記しておく必要があるかもと思いました。
一番代替案として可能性があるのが、メールだと思いますが、レスポンスにすこし時差が出そうです。
SNSのメッセンジャーやメッセージに誘導するのも1つの手かと思いますね。
[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]代替案として何かいいアイディアがあれば教えていただければと思います。[/prpsay]
ネットに繋がらない!断線した場合にかかる復旧までの時間についての考察
断線によるネット障害の復旧についてどれぐらいかかるのか?ということについて少し考えておきたいと思います。
今回の事態を振り返っておきますと、自宅のネットが繋がらないと分かったのが夕方だったこともあり、コールセンターへの問い合わせが営業時間外になってしまうという事態になりました。
それでも事前に近隣の住民から問い合わせが行っていたようで、もしかすると早い時点で連絡が行っていたのかもしれません。
ですが、今回はネット復旧は翌日になりました。
時間的には半日ほどかかったことになります。
というわけで、断線のネット復旧には最低でも半日ほどはかかるのではないかと考えています。
何が言いたいかと言いますと、もしその日にネット仕事の予定やオンライン会議などの予定が入っている場合は、ネット復旧を待たずに他の方策を考えたほうがよいということです。
今回は特に断線という物理的な障害になるので、必ず工事が必要になります。
普通に考えれば業者さんの出動から現場確認、作業開始、修復と数時間はかかると思われますので、あっという間に復旧するということはまずありません。
そう考えると数時間後に予定が入っていたりする場合はリスク分散方法として紹介したWi-Fiスポットへ移動する判断をするのが賢明だと思われます。
インターネットがつながらない!トラブルの原因特定から復旧まで まとめ
今回はインターネットが繋がらないというトラブルに遭遇し、原因解明から復旧までをお伝えしました。
災害が多くなっている昨今。今回の出来事でリスク分散を考えておく必要があると考えさせられました。
お仕事でネット回線や固定電話が必要な方は、今回の記事を参考にして、もしものときの備えを考えてみてくださいね。
それでは、また!
ひでさんでした!(@tekutekuhidesan)
▼もしもの時にエラーを知らせてくれるWi-Fiルーター
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