こんにちには!ひでさんです。(@tekutekuhidesan)
日常をほんのりよくする情報を発信しています。
追記:※efishは2019年10月16日に惜しくも閉店されました。閉店理由の後にありし日のお店レポを書いていますので、よければご覧ください。
京都五条通の有名なカフェ『efish』
話には聞くけれど、いったいどんなカフェなんだろうと、期待に胸を膨らませながら、はじめて訪ねてみました!
行ってみた結果、efishは肩肘張らず鴨川を眺めながらゆったりできるカフェでした。
どんな様子だったかはこれから、詳しく紹介していきますね!
- カフェefishの様子が分かる!
- efishまでの道順が分かる
▼カフェメニューや料理をおしゃれに撮影したい人はこちらが参考になります。
▼自分の好きを、もっと色んな人に見てもらいたいなら、こちらをチェック。
京都五条カフェ・efish(エフィッシュ)の閉店理由は?
多くの方から愛され人気のあったefish。
20年を迎えた年に閉店するというニュースは京都のみならず全国のカフェファンが悲しんだのではないでしょうか?
efishの閉店理由ですが、2021年の3月に公開されたWEBメディア『ポmagazine』の「全京都が閉店に涙した「Doji」と「efish」オーナー対談。上質なカフェの秘訣は愛にあるらしい」という記事の中でefishオーナーである西堀さんらのインタビューの中で語られています。
― 閉める、というキーワードが出てきたので、ここでefishさんがお店を閉じられた理由についておうかがいしてもよいでしょうか。
西堀さん:実はカフェを始めて2年目ぐらいから建物のオーナーさんに「いつかは息子のためにこの建物を使いたい」ということを言われてはいたんです。それでも去年までは続けてていいよということでやってきました。
ですが、ここ3年ぐらいのあいだに京都に大きな台風や地震が起こって。この建物が老朽化していることはわかっていたので、なにか天災が起こった時のためにいろいろと見直さないといけませんでした。そこでオーナーさんに、「しっかり手を入れるために向こう10年ほど貸してもらえるか、もしくは譲ってもらえるか」という話をしたところ、最初の経緯もありやはり難しいと。
西堀さん:数年間なら、だましだまし使うこともできました。でもそのあいだに大きな地震があって、なにかが起きたら僕は一生後悔するだろうと。それで、それ以上お願いするのは筋じゃない気がして、今まで場所を貸していただけたことに感謝して潔くお店を閉めようと、20周年を迎える日を最後に閉店しました。愛情を持ってこの場所にきてくれたお客さんに、どう愛情を返すかというなかでの、僕達なりの決断でした。
出典:『ポmagazine』
このインタビューから分かるefishの閉店の理由は
建物オーナーさんのご事情と建物の老朽化があったようです。
閉店は寂しいですが、仕方がないことですからね…。
ただ、efishのソウルは受け継がれているようで、efish最後の店長さんだった原こころさんが出町柳に『ha ra』というカフェをオープンさせています。
参考>>>カフェの名店”efish(エフィッシュ)”を受け継いでオープン「ha ra(ハラ)」【出町柳】
efishはなくなってしまいましたが、前述したインタビューの中でも語られているように、
次の世代に受け継がれているのはいちカフェファンとしては嬉しい限りですね。
▼次からはまだお店がやっていたころに訪れた時の様子をお届けします。
京都五条カフェ・efish(エフィッシュ) ありし日の訪問記
外観
▼こちらがefishです。魚のマークと、赤バックの黒猫の看板が目立ちます。
鴨川と高瀬川の間に立つカフェは牛若丸と弁慶の対決で有名な五条大橋のすぐ近くにあります。
▼五条大橋の上からefishが見えます。
マンションの横の白とクリーム色の建物がefishです。
京都五条カフェefish(エフィッシュ)の店内
1階と2階があるエフィッシュ。2階にはギャラリーもあります。
▼ちょうど1階のいいところに席があいていました。
鴨川を大きな窓越しに眺めることのできる特等席です。
五条通を走る車の流れや鴨川の河川敷を歩く人たち。
この窓から見る景色はなぜだか、ゆっくりと見えます。
京都五条カフェ・efish(エフィッシュ)のメニュー
ドリンクはコーヒー、紅茶、チャイ、ルイボスティー、ジュースと豊富にあり、
食事も3時のカフェタイムメニューからランチ、夜ご飯までいけそうです。
具体的にはケーキやスコーン、サンドイッチ、カレーライスやタコライスなど、お腹を満たしてくれるものが用意されています。
鴨川を眺めながらのホットコーヒーが最高
▼今回はこちらのホットコーヒーを注文。
酸味とコクのあるコーヒーで、個人的にはミルクを入れるのがおすすめです。イノダコーヒに近い味わいですね。
コーヒーを飲みながら、ゆったりと外の景色を眺める。
これだけで、いつもとは違う豊かな時間を過ごしているようです。
京都五条カフェ・efish(エフィッシュ)の基本情報
『efish』エフィッシュ
住所 | 〒600-8029 京都市下京区木屋町通り五条下ル西橋詰町798-1 |
電話 | 075-361-3069 |
FAX | 075-361-300 |
定休日 | 無休 年末年始などの営業時間の詳細は、ホームページにて確認 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
リンク | efishホームページ |
京都五条カフェ・efish(エフィッシュ)へのアクセス
それではまず、京都駅からの道のりを説明します。
京都駅から地下鉄に乗り、次の駅「五条」でおりましょう。
▼こちらの3番出口を目指してください。
▼地上に出るとこんな感じ。
この写真は西を向いて撮っていますので、手前側(東の方向)に進みます。
途中、右手に消防署やお寺が見えれば正解です。
鴨川沿いの橋の手前にあるお店まで8~9分かかるので、ぼちぼちと歩いていきましょう。
その他のルートとして、京阪の清水五条駅からは近いですが、京都駅からは乗り継ぎなどが少々めんどくさいです。
四条河原町周辺におられる方であれば、京阪電車一本で行けるので京阪ルートをおすすめます。
▼途中にはこんなスポットもあるよ!
京都五条カフェ・efish(エフィッシュ)まとめ
来店する前のイメージとして、元アップルのデザイナーさんがオーナーだという情報から、格式の高いハイセンスな方ばかりで緊張してしまうかもと思っていましたが、幅広い世代の人がくつろいでいました。
おしゃべりに話を咲かせる京都のマダムたち、タブレット端末でWEBミーティングをする人、大学生風の楽しそうに会話する女の子たち。
店内に広がるそんな風景は初めてでもほっとする空間でした。
今度訪れるときはギャラリーや雑貨などもじっくり見てみたいですね。
それでは、また。
ひでさんでした!
コメント