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【カブトムシの水やり】幼・成虫・蛹の霧吹きはどのくらい?頻度や量と与える理由

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我が子とカブトムシのお世話をしているひでです。

カブトムシをお世話をしている中で悩むのが霧吹きで与える水分量です。

 

霧吹きで与える水やりの量や頻度は成虫や幼虫、さなぎと成長するカブトムシに合わせることと、

季節や乾燥具合によって調整していくのが正解です。

 

詳しい霧吹きの方法や量や頻度については記事の中でくわしく解説していきます。

ぜひぜひ、参考にしてみてくださいね!

それでは、いってみましょう!

 

【カブトムシの水やり】幼・成虫・蛹の霧吹きはどのくらい? 頻度や量について

 

▼カブトムシ幼虫と成虫と蛹の霧吹きの量や頻度を簡単に表にまとめました。

頻度・タイミング
①成虫土の表面が乾いていたら土の表面が湿るほど
②幼虫土の表面が乾いていたら土の表面が湿るほど
③蛹(さなぎ)土の表面が乾いていたらデリケートな時期なので、特に量には気をつける

 

基本的にはカブトムシの部屋を作る段階で育成マットに保水させる必要がありますが、

それ以降は表面が乾いたら水分を足すという感覚でOKです。

 

成長段階や季節により水の量は多少変わってきますが、

成虫の場合は餌やりの際にチェックすればいいです。

 

幼虫の場合は何日かに一回はチェックする日を決めて放置しないようにしましょう。

 

▼成虫・幼虫それぞれの適正量や回数については次の項目でくわしく見ていきます。

 

①カブトムシ「成虫」の霧吹きの量や頻度

 

  • 頻度 表面が乾いていたら適宜
  • 量 土の表面が湿るくらい
  • 注意事項 水のやりすぎには注意

 

水の量は育成マット(土)の表面が湿るくらいがベストです。

 

水は少なすぎても多すぎてもだめで、特に水分が増えるとカビやダニ、コバエが発生しやすくなります。

 

特にダニはカブトムシの体に付くと弱らせる原因になるので、水をやりすぎた場合はカブトムシの体をチェックして、

場合によっては歯ブラシなどでダニを取り除くことも必要になってきます。

 

 

水のやりすぎに関してウチで経験したこととしては、ケース内に入れているのぼり木にカビが発生していたことがありました。

原因は霧吹きの際に木を移動させずにおこなったためでした。

 

カブトムシは木の下に隠れていることが多いので、動かしづらいですが

霧吹きをする際は木をケースの外に出すか、

木には直接霧吹きをかけないほうがいいと感じました。

 

なお木にカビが発生してしまった場合は木を水で洗って干し、しっかり乾燥させるか

あまりにひどい場合は交換するようにしましょう。

 

②カブトムシ「幼虫」の霧吹きの量や頻度

 

  • 頻度 乾いていたら
  • 量 握っても水がしみ出てこないくらいで
  • 注意事項 水のやりすぎには注意

 

カブトムシの幼虫は成虫より乾燥に弱いので、水分に気をつける必要があります。

とはいえ、水分のやりすぎも駄目です。

 

目安としては育成マットを握って水がしみ出てくるようなら多すぎ。

軽く握って団子になっても、水がしみ出てこないくらいがいいですね。

 

 

また、季節によって乾燥度合いが違うので注意が必要です。

 

夏場は乾燥しにくく、冬場の方が乾燥が早くなります。

 

とはいえ夏場でも乾燥することもありますし、

気象状況や天気によっても変わってくるので、定期的にチェックすることは忘れないようにしたいです。

 

冬季は特に乾燥しやすくなりますが、ケース内の育成マット(土)の厚さがしっかりあれば、

上部は乾燥しても下の方はまだ湿っているので、安心してください。

 

あきらかにマット全体の見た目が白っぽくなり、乾燥が進んでいる、

もしくは幼虫がマット表面に出てくるなどの異常が水分が足りていない可能性があります。

 

その場合は早急に対応するようにしましょう。

 

 

乾燥対策として、ケースの蓋とケース本体との間に新聞紙を挟んでおくと乾燥を防ぐことができます。

 

 

また飼育ケースの破損にも注意したいです。

私の経験談としては飼育ケースの底やサイドにヒビが入っており、そこから湿気が漏れるのか

乾燥が早く進んだケースがありました。

 

ケースの傷みがあまりにもひどい場合は交換するようにしましょう。

▼コバエが入りにくくおすすめの虫かごはこちら。

 

③カブトムシ「蛹(さなぎ)」の霧吹きの量や頻度

水は土の表面が乾いていたら霧吹きで水をやるようにしましょう。

 

蛹(さなぎ)の時期は蛹室(ようしつ)という部屋を作るので、ここに大量の水が入ると腐ってしまうことがあります。

ですので、幼虫や成虫の時期よりはより気をつけて水分をあげる必要があります。

 

 

人工蛹室(じんこうようしつ)の霧吹きの量や頻度

 

非常にデリケートな状態なので触りにくいですが、こちらも乾燥しない状態を保つほうがいいです。

人工蛹室の材料にもよりますが、乾燥しやすい作成方法の場合は特に気をつけておきましょう。

 

なお、今後人工蛹室を作成しようという方は紙コップやプラスチックコップにマットを入れて

トイレットペーパーの芯の中に入れる方法より

園芸用のオアシス(スポンジ)を使用する方がいいと思います。

 

園芸用のオアシスは保水力に優れているので、ほとんど加水しなくてもいいからです。

 

私はプラスチックコップの中に育成マットを入れて、その中心にトイレットペーパーの芯をさす方法で

人工蛹室を作ったので、水分管理に苦労しました。

 

成虫にすることはできたのですが、水分の管理や様子を確認するために

デリケートな状態にもかかわらず動かして振動を与えてしまうことがありましたし、

水がかからないようにマットに水を含ませるのは神経を使いました。

 

そのため、人工蛹室はオアシスで作成するほうがカブトムシにも水分管理にもいいと考えます。

 

【カブトムシの水やり】幼・成虫・蛹の霧吹きはどのくらい? 霧吹きにおすすめの道具

カブトムシへの水やりや霧吹きにおすすめの道具ですが、

こちらが使いやすく特におすすめです。

 

金象印 キャニヨンフレキシィスプレー 500cc

浅香工業という老舗霧吹きメーカーのもので、

どんな角度でも使えるフレキシブルタイプです。

 

この霧吹きを使う前は100円均一で買った昆虫ウォーターの空きボトルを使っていたのですが、

スプレー部分の性能がめちゃくちゃ悪く、きれいな霧が出ないわ液垂れするわで

けっこうストレスが溜まるアイテムでした。

 

浅香工業のキャニヨンフレキシィスプレーに買い替えてからは感動モノで

霧がキレイに出て飼育ケースにまんべんなく霧吹きをすることができますし、

気持ちよく噴出するので霧吹きをしていてとても気持ちがいいです。

 

もし今の霧吹きにストレスを感じているなら、買って損はありません。

 

【カブトムシの水やり】幼・成虫・蛹の霧吹きはどのくらい? 霧吹きは水道水で大丈夫?

カブトムシへの水やり・霧吹きですが、水道水で問題ありません。

 

水道の塩素等を木にして水道水を数日置いて使ったり、蒸留水を使う方もいらっしゃるようですが、

私が実際に水道水を霧吹きにして使っていてカブトムシたちに影響があるように感じないので、

基本的には水道水でまったく問題ないと言えます。

 

ただし、カブトムシを大きくしたい場合には水道水の塩素対策をして使用したほうがいいという情報もありました。

その場合は幼虫の時に使う水をこだわったほうがいいかもしれません。(カブトムシは幼虫の大きさで成虫のサイズが決まるので)

ただ幼虫を大きくしたい場合は飼育マットに栄養を与える方がいいので、水にこだわる場合は究極の大きさを目指したい人向きかなと感じます。

 

【カブトムシの水やり】幼・成虫・蛹の霧吹きはどのくらい? 水分を与える理由とは?

そもそもの話ですが、どうしてカブトムシや育成マットに水分を与える必要があるのでしょうか?

 

カブトムシの育て方の情報を見ると「乾いたら水分を」としか書いていないところが多く、

カブトムシがどうして水分を必要としているのか?

ということがわからなかったので、独自に調べてみました。

 

ネット上にある情報を調べてみましたが、これじゃないかなという複数の候補があったので引用しておきます。

 

▼まずは、カブトムシの水分量が不足すると関節が壊れやすくなるという話。

カブトムシは身体の横にある「気門」(きもん)というところから呼吸をしています。
ここから空気を取り入れて呼吸をするわけですが、周囲が乾燥していると呼吸により体内の水分も失われていきます。

そうすると身体の水分量が減少して、脚や体幹部の関節が壊れやすくなってしまうのです。

ケンスケの休日を楽しく過ごすブログ より

 

普段湿気のある森で暮らしているわけですから、乾燥がすすむと体の水分量にも影響するのは納得できますね。

 

▼土の水分量が減るとカブトムシが小型化するという情報。

ここ近年、カブトムシの小型化が起こっています。

私たちの子供の頃に育てたカブトムシとは明らかに大きさが違います。

この話題が2011年の8月にNHK総合の 「新型生物誕生SP」 という番組で紹介されたそうです。成虫なのでこれから大きくなることはなく、このままの種類(矮小型)というとです。

原因は地中の水分量の変化だとか。カブトムシの幼虫は堆肥や腐葉土を食べて育ち、その中で蛹になりますが、その土の水分量によって成虫の大きさが決まるということです。
森林伐採や道路整備などが関係しているのか定かではありませんが、腐葉土が乾燥した環境で育つと、この小型カブトムシが高頻度で見られるらしい・・・。

住まいの環境が水分不足。脱水傾向?の結果ということです。

カブトムシの脱水? クレール日記 より

 

つまり、カブトムシは幼虫の時期に土を食事にすると同時に必要な水分を吸収していると言えそうです。

 

▼また、カブトムシに直接水を補給するということではないのですが、

湿らせた落ち葉をケースに入れると、温度維持と温度低下に効果があるという情報もありました。

昆虫マットの上に、公園などで集めた落ち葉を水でぬらして入れておくと、ケース内の湿度の維持と温度を下げるのに役立ち、自然環境が保たれ虫たちが落ち着きます。

カブトムシの飼育方法・豆知識 DCMより

 

これは実際に飼育していて感じますね。

落ち葉やのぼり木を入れると自然に近い環境になるのでカブトムシたちも落ち着くのだと思います。

 

 

少しまとめます。

 

カブトムシや育成マットにどうして水が必要なのかということですが、

カブトムシそのもや土、そして環境面から様々な必要な理由がありました。

 

カブトムシにとって適切な量であれば水は必要なものと言えそうですね。

飼育の際は水にもしっかり気をかけてみてください。

 

【カブトムシの水やり】幼・成虫・蛹の霧吹きはどのくらい?頻度や量と与える理由 まとめ

今回の記事では『カブトムシ幼虫・成虫・さなぎの霧吹きはどのくらい?量や頻度は?』というテーマでお送りしました。

カブトムシには思った以上に水分が重要なので、やりすぎるといけませんが、乾燥しないように適宜与えてあげたいですね。

それでは、また。

 

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