- 各メーカーのドライレイヤーがたくさんあって選びきれない
- ランニングに使えるドライレイヤーのおすすめを知りたい
- メーカーごとのドライレイヤーの違いは?
ひとえにドライレイヤーと言ってもメーカーごとに違いがあるので、使用用途や季節などを考えて購入するべきです。
こんにちは!ランニングが趣味の筆者ひでです。
この記事ではランニングに使えるドライレイヤーをメーカーごとに紹介していきます。
記事を読めば自分にあったドライレイヤーを見つけることができるでしょう。
ドライレイヤーが気になっているんだけど選びきれない…という人はぜひ、最後まで読んでみてください。
ドライレイヤーの効果
ドライレイヤーには次のような効果があります。
- 汗冷え軽減
- 汗のベタつきを防ぐ
- 雨など外からの水分による肌濡れを防ぐ
- においの軽減
- 保温性が高くなる
効果①: 汗冷え軽減
ドライレイヤーは次の2つのポイントがあるため汗冷えを軽減してくれます。
- 撥水や疎水効果を利用し吸汗速乾機能のあるベースレイヤーに汗を移してくれる
- ドライレイヤー自体の厚みで物理的にベースレイヤーとの距離をとってくれるため濡れ戻りを抑えられる

汗冷え軽減はドライレイヤーを着用すると得られる大きなメリットです。
効果②:汗のベタつきを防ぐ
ドライレイヤーは汗を吸い上げ素早くベースレイヤーに移動させてくれるため肌面はドライに保たれます。

そのため汗をかいたあとTシャツがベタッと張り付く感覚がありません。
効果③:雨など外からの水分による肌濡れを防ぐ
撥水機能や生地の疎水性や生地の厚さにより、雨など外側からの水分の肌濡れを防ぎます。

雨ランやウォーターアクティビティにも使えます。
効果④:においの軽減
生地自体の撥水機能や抗菌防臭加工により、ニオイの元となる汗や、皮脂がつきにくくなっているためニオイの軽減に効果があります。
効果⑤:保温性が高くなる
ドライレイヤーはベースレイヤーの下に着るため保温性が高くなります。

特にポリプロピレンの素材では熱伝導率が低くなるので、外気温の影響を受けにくくなります。
また汗がベースレイヤーに移った場合には汗冷えすることがなくなるので、体温が下がりにくくなります。
ランニング向きなドライレイヤーの選び方
ドライレイヤーを選ぶ際のポイントは次のとおり。
- 使用する季節はいつか・どれくらい汗をかくか
- フィット感は良いか
- デザインは気にならないか
- 耐久性は高いか・ニオイに強いか
- 上に着るベースレイヤーとのコーディネートを考える
- ベースレイヤーもフィットするものだと効果が高い
- 服の形(そでの長さ)は季節や用途に合ったものを選ぼう
使用する季節はいつ?どれくらい汗をかくか
ドライレイヤーは使用する季節を考えるのが大切です。
たとえば、ファイントラックなら生地の厚みが選べるので次のように使い分けることができます。
春 ドライレイヤーベーシック、クール
夏 クール、ベーシック
秋 ベーシック、クール
冬 ウォーム、ベーシック
サイズ選びが重要!フィット感は良いか
ドライレイヤーは理論上ぴったりとフィットしている時に最大限の効果を発揮します。
ですので、オーバーサイズのTシャツのようにゆったり着てはいけません。
基本はメンズ・ウィメンズともチェスト(バスト)を基準にすると最適なサイズを選ぶことができるでしょう。
メーカーによってはホームーページにサイジングのコツが書かれているので参考にしてください。
デザインや見た目は気にならないか
ミレーのドライナミックメッシュシリーズは「あみあみ」と評されるくらい独特なデザインをしています。
一方、ファイントラックやノースフェイスは通常のTシャツと近く、かなり着やすいです。
自分はデザインや見た目を気にするタイプかどうかを考えてみましょう。
ニオイへの強さはどうか
ミレーはドライを保つのに評価が高いですが、黄ばんだり匂いが気になるという口コミもあります。
一方、ファイントラックには匂いに関する口コミがほとんど見られません。
お手入れで匂いを取ることもできますが、そのあたりが面倒な人は購入時によく考えるようにしましょう。
ドライレイヤーの形は?上に着るベースレイヤーとのコーディネートを考えよう
上に着るベースレイヤーの形によってはドライレイヤーが外から見えてしまうことがあるので注意しましょう。
ドライレイヤーにはメーカーによって違いはありますが、次のような形と特長があります。
・タンクトップ
ノースリーブのベースレイヤーを着ても外から見えない
・ノースリーブ(NS)
基本外から見えないので、袖まわりを気にしなくていい
・Tシャツ(ショートスリーブ)
女性用のTシャツだと見える場合がある
・ロングスリーブ
長袖と着用することが多いはずなので、外からは見えない
ベースレイヤーの袖の長さは季節や気温によって変わるので、自分の使い方を想定してドライレイヤーを選ぶと無駄がなくなるでしょう。
ベースレイヤーもフィットするものだと効果が高い
実は見落としがちなのがドライレイヤーの上に着るベースレイヤーのフィット感。
ドライレイヤー自体は汗を吸うわけではなく、通過させるだけなので吸汗と速乾機能はひとつ上のベースレイヤーにまかせます。
そのため、ベースレイヤーがドライレイヤーに密着しないと汗を吸いきれないということが起こります。
ですので、ベースレイヤーもなるべくフィット感の高いものを選ぶようにするとドライレイヤーの効果を最大限発揮することができます。
服の形(そでの長さ)は季節や用途に合ったものを選ぼう
各メーカーのドライレイヤーにはタンクトップ・ノースリーブ・半袖や長袖など様々な形が用意されています。
形を選ぶ際は次のポイントを参考にしてください。
・暑さが苦手な人
ノースリーブ、タンクトップ、フィットブラ
・ランニング時の腕振りしやすさを重視するなら
ノースリーブ、タンクトップ、ブラタンクトップ、フィットブラ
・外からの見えにくさ
VネックT、ノースリーブ、タンクトップ、ブラタンクトップ、フィットブラ
・寒い季節に長袖が汗で腕に張り付くのが嫌な人
ロングスリーブ
※ファイントラックの商品名を例にしています。
ちなみに、シリーズによっては用意されていない形がありますので注意してください。
【参考】ファイントラックでは…
・ベーシック メンズはタンクトップなし(ウィメンズはあり)
・クール ロングスリーブなし
といったようにシリーズによって用意されていない形があります。
ランニングにおすすめのドライレイヤー3選
おすすめのドライレイヤーを紹介します。
各メーカーの比較表
| オンヨネ | ファイントラック | ミレー | ノースフェイス | |
|---|---|---|---|---|
| 商品画像 | ![]() | ![]() | ||
| ラインナップ | 普通 | 多い | 普通 | 少ない |
| サイズ展開 | 普通 | 多い | 普通 | 普通 |
| カラー展開 | 少ない 黒のみ | 普通 | 少し多い | 少ない 黒のみ |
| 素材 | ポリプロピレン100% | ポリエステルに撥水加工 | ポリプロピレンを使用 | ポリエステルのはっ水糸 ポリプロピレンとウールの混紡もあり |
| 原産国 | 日本 | 日本 | 中国 | インドネシア |
| 排水のしくみ | ポリプロピレンの性質による | 耐久撥水加工 | ポリプロピレンの性質による | 撥水糸を使用 |
| 匂い対策 | 特になし | 抗菌防臭加工 | 消臭糸使用 ポリプロピレンの性質による匂いと黄ばみの可能性あり | ポリジン加工 ウォーム系はポリプロピレンの性質による匂いの可能性あり |
| 着脱のしやすさ | 普通 | 柔らかな素材のため、汗をかいても脱ぎやすい | 汗をかくと脱ぎにくい | 脱ぎやすい |
| 特長 | ポリプロピレンの機能性とデザインを兼ね備えている | ラインナップが豊富 | あみあみの見た目 生地に少し固さがある | ポリプロピレンとウール混紡のアイテムもある |
| リンク | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
【オンヨネ】ブレステックPP
ブレステックPPはオンヨネが販売するドライレイヤーです。

| メリット | デメリット |
|---|---|
| ポリプロピレン100%だけど、やわらかくストレッチ性の高い素材感を実現 生地がリブ状になっているので汗でベタつきにくい 見た目のデザインも違和感なし | ポリプロピレンのため耐久性が心配 |
オンヨネのブレステックPPは素材にポリプロピレンを使っています。
ポリプロピレンの繊維はもともと肌触りが固く感じられるのですが、ブレステックPPでは柔らかくストレッチ性の高い生地感を実現しています。
また、生地がリブ状になったフライス編みを採用しているので肌との接触面が減り、汗のべたつきが抑えられます。
さらに、ポリプロピレンのドライレイヤーと言えば「あみあみ」の加工が多くのメーカーで多いですがオンヨネのブレステックPPは一枚でも着用できるデザインになっています。
機能性が高くデザインも良いドライインナーを探している方は第一選択になるでしょう。
ポリプロピレンを100%使用しているため、材質の特性による劣化が見られる可能性があります。
ブレステックPPのラインナップ
生地の厚みや機能は同じで、メンズ・ウィメンズそれぞれに形が違うものが販売されています。




| シリーズ名 | ブレステックPP |
|---|---|
| 季節 | オールシーズン |
| 形のラインナップ | メンズ:3種(トップス) レディース:4種(トップス) |
| カラー | ブラックのみ |
| サイズ展開 | メンズ S、M、L、O ウィメンズ S、M、L、O |
| 素材 | ポリプロピレン100% |
| 原産国 | 日本 |
▼レディース
【ファイントラック】ドライレイヤーシリーズ
ドライレイヤーはファイントラックが販売するアンダーウェアシリーズです。

| メリット | デメリット |
|---|---|
| 耐久撥水加工で濡れ戻りしにくい メッシュが柔らかくて着心地が良い 100洗80点〜150洗80点という洗濯耐久撥水を実現し、長持ち ラインナップが豊富 | ラインナップが多すぎて迷う |
ファイントラックのドライレイヤーの仕組みはドライレイヤー自体が汗を吸うわけではなく、撥水加工されたドライレイヤーが汗を通過させベースレイヤーに水分を受け渡す役割をします。
このため、濡れ戻りしにくく肌をドライに保ちます。
また、着心地も非常にやわらかく心地よいのが特長です。
耐久性も高く洗濯耐久撥水がクールで100洗80点(100回洗っても80%の撥水性を実現)、ベーシックで150洗80点という数値を叩き出しています。
▼ドライレイヤーの仕組みに関してはこちらの動画がめちゃくちゃ分かりやすいです。
一方でファイントラックのもうちょっとな点はラインナップが多すぎることです。
ベーシックにしようか、クールにしようか、形はどうしようかなど初めてドライレイヤーを選ぶ人は迷いがちです。
ひで贅沢な悩みではあるのですが…
とはいえ、ラインナップが多いのは良い点でもあるので、どれを買えば迷っている人はまずはベーシックがおすすめです。
ファイントラックのシリーズラインナップについて
ファイントラックのドライレイヤーシリーズには生地の厚みによって次の3つのラインナップがあります。
- ドライレイヤーベーシック
- ドライレイヤークール
- ドライレイヤーウォーム



上の3種類はそれぞれ、生地の厚みが違います。
よっぽど寒がりでない限り、ランニングには「ベーシック」か「クール」がおすすめです。
ドライレイヤーベーシック
ファイントラック・ドライレイヤー「ベーシック」はオールシーズン使える基本のアイテムです。






| シリーズ名 | ドライレイヤーベーシック |
|---|---|
| 季節 | オールシーズン ※ファイントラック公式による |
| 形のラインナップ | メンズ:4種(トップス) ウィメンズ:5種(トップス) |
| カラー | 基本は2種類 ブラック ペイルグレー ※公式限定で限定カラーあり(在庫なし) |
| サイズ展開 | メンズ S、M、L、XL、XXL ウィメンズ S、M、L、XL ウイメンズロングスリーブはS、M、L |
| 素材 | ポリエステル100% |
| 原産国 | 日本 |
ドライレイヤーベーシック(トップス)には9種類の服の形があります。
- ドライレイヤーベーシックT(メンズ・ウィメンズ)
- ドライレイヤーベーシックVネックT(メンズのみ)
- ドライレイヤーベーシックノースリーブ(メンズのみ)
- ドライレイヤーベーシックロングスリーブ(メンズ・ウィメンズ)
- タンクトップ(ベーシックはウィメンズのみ)
- ブラタンクトップ(ウィメンズ)
- フィットブラ(ウィメンズ)
ファイントラックの基本となるベーシックシリーズなので、クールと迷ったらまずはベーシックを試してみるのがおすすめです。
▼ベーシックT メンズ・ウィメンズ
▼ベーシックVネックT メンズのみ
▼ベーシックノースリーブ メンズ
▼ベーシックロングスリーブ メンズ・ウィメンズ
▼ベーシックブラタンクトップ ウィメンズ
▼ベーシックフィットブラ ウィメンズ
▼ベーシックタンクトップ ベーシックはウィメンズのみ
ドライレイヤークール
ファイントラック・ドライレイヤークールはベーシックを薄手にしたモデルです。






ナイロンが使用されており、滑らかな肌触りと着用時にひんやりと感じることができます。
ドライレイヤーベーシックの約2倍の涼しさとなっており、暑い時期のアクテビティや運動量の多いアクティビティにおすすめです。
| シリーズ名 | ドライレイヤークール |
|---|---|
| 季節 | ・暑い時のアクティビティ全般 (暑い時の登山、トレイルランニング) ・運動量の多いアクテビティ ※ファイントラック公式による |
| 形のラインナップ | メンズ:3種(トップス) ウィメンズ:4種(トップス) |
| カラー | ブラックのみ |
| サイズ展開 | メンズ S、M、L、XL ウィメンズ S、M、L |
| 匂い対策 | 抗菌防臭・撥水加工 |
| 素材 | ナイロン88%、ポリウレタン12% |
| 原産国 | 日本 |
クールには5種類の形があります。
- T(メンズ・ウィメンズ)
- タンクトップ(メンズ・ウィメンズ)
- ノースリーブ(メンズのみ)
- フィットブラ(ウィメンズ)
- ブラタンクトップ(ウィメンズ)
クールは夏や汗をよくかく人におすすめです。
メンズではベーシックではラインナップされていないタンクトップが選べます。
ランニングの腕振りに一番干渉しないドライインナーを選びたい方はクールのタンクトップがおすすめです。
▼クールT(メンズ・ウィメンズ)
▼クールタンクトップ(メンズ・ウィメンズ)
▼クールノースリーブ(メンズのみ)
▼クールフィットブラ(ウィメンズ)
▼クールブラタンクトップ(ウィメンズ)
【ミレー】ドライナミックシリーズ
ドライナミックシリーズはミレーが販売するアンダーウェアです。


| メリット | デメリット |
|---|---|
| メッシュのかさが高く物理的にベースレイヤーとの距離ができる メッシュが大きいので通気性が良い カラー展開が3色 | 見た目のデザインが独特 ぴったりフィットなので脱ぎにくい 黄ばみに弱い 匂いが気になるという口コミがある |
ドライナミックメッシュは撥水加工がされているわけではなく、素材のポリプロピレンの性質(疎水性)を利用して肌をドライに保つ仕組みになっています。


他メーカーのドライインナーと比べるとメッシュの嵩(かさ)が高く、物理的にひとつ上のベースレイヤーとの距離がとれるメリットがあります。
ファイントラックのドライレイヤーに比べるとメッシュが大きく、通気性が良いのも特長です。
一方で見た目のあみあみが気になるという口コミもあったり、フィットしすぎるサイジングになっているので脱ぎにくいという意見もあります。
また、ポリプロピレンの素材の性質上熱に弱かったり、皮脂などが残りやすく黄ばみやすく、匂いが気になってくるという意見もあります。
しかし、嵩が高く・網目も大きく・水分を移動させる機能が落ちないので、よりドライ感を求める人はミレーのドライナミックメッシュがおすすめです。
ドライナミックメッシュシリーズ
ドライナミックメッシュはミレーが販売する基本のドライレイヤーです。
その見た目から通称「ミレーのあみあみ」とも呼ばれています。






| 商品名 | ドライナミックメッシュ |
|---|---|
| 季節 | オールシーズン |
| 形のラインナップ | メンズ 3種 ウィメンズ 4種 |
| カラー | メンズ LIGHT GREY BLACK -NOIR OLIVE ウィメンズ LIGHT GREY BLACK-NOIR OLIVE LIGHT SAND |
| サイズ展開 | ●メンズ S-M、L-XL、XXL ●ウィメンズ ショートスリーブ・ノースリーブクルー: S、M タンクトップ・3/4スリーブ:SAB、SCD、MAB、MCD ブラ:S、M ※EUROサイズ表記(Sサイズ=日本Mサイズ) |
| 匂い対策 | 消臭糸使用 |
| 素材 | ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6% |
| 原産国 |
形は全部で4種類用意されています。
- ショートスリーブ(メンズ・ウィメンズ)
- NSクルー / ノースリーブクルー(メンズ・ウィメンズ)
- 3/4スリーブクルー(メンズ・ウィメンズは胸カップあり)
- タンクトップ(ウィメンズのみ胸カップあり)
- ブラ(ウィメンズ)
▼ショートスリーブ(メンズ・ウィメンズ)
▼NSクルー(ノースリーブ)(メンズ・ウィメンズ)
▼3/4スリーブクルー(七分丈)(メンズ・ウィメンズは胸カップあり)
▼タンクトップ(ウィメンズのみ胸カップあり)
一体型のカップに関してはこちらの方の動画が参考になります。
▼ブラ(ウィメンズ)
【ノースフェイス】100(ワンハンドレッド)ドライシリーズ
100(ワンハンドレッド)ドライシリーズはノースフェイスが販売するアンダーウェアです。






| メリット | デメリット |
|---|---|
| ポリエステルはっ水糸で肌をドライに保つ 着やすいデザイン 襟ぐりが広く外から見えにくい ウール混紡も用意されている | ウォーム系のウール混紡タイプは価格が高い ラインナップが少ない メンズのタンクの形がほぼノースリーブ |
100ドライシリーズは水分を保持しにくいポリエステルはっ水糸を使用し、肌をドライに保ちます。
襟ぐりが広くとられ外からアンダーウェアが見えにくいというファッション的工夫もされています。
基本のアイテムの他にウールとポリプロピレンの混紡も用意されており、寒い時期の対応も可能です。
100ドライシリーズは良いところも多い一方でウォーム系の価格が高いのがネックです。
またラインナップもファイントラックやミレーに比べると少ないのが残念。
タンクの形もタンクトップというよりノースリーブなので、服装によっては外から見えてしまいます。
ノースリーブのTシャツやマラソンの時に着用するようなランニングタイプのウェアとは相性がよくないでしょう。
100ドライシリーズのラインナップについて
ノースフェイスのドライインナーのラインナップは大きく2種類。
- 100ドライシリーズ(ランニング使用の場合:オールシーズン)
- 100ドライウールシリーズ(ランニング使用の場合:冬向き)
「100ドライ」シリーズはポリエステルはっ水糸が使われ、「100ドライウール」シリーズは保水しにくいポリプロピレンとウールの混紡素材が使われています。
100ドライシリーズ
100ドライシリーズはポリエステルはっ水糸が使われたドライインナーです。
- 100ドライWRタンク(メンズ・レディース)
- ショートスリーブ100ドライWRクルー(メンズ)
- ロングスリーブ100ドライWRクルー(メンズ・レディース)








| 商品名 | 100ドライシリーズ |
|---|---|
| 季節 | オールシーズン |
| 形のラインナップ | メンズ 3種 ウィメンズ 2種 |
| カラー | ブラック(K)のみ |
| サイズ展開 | メンズ S、M、L、XL、XXL ウィメンズ S、M、L、XL |
| 素材 | 100DRY WR Yarn(ポリエステル100%) |
| 原産国 | インドネシア |
▼100ドライWRタンク(メンズ・レディース)
ウィメンズは胸周り・背中上部が透けにくくなっています。
▼ショートスリーブ100ドライWRクルー(メンズ)
▼ロングスリーブ100ドライWRクルー(メンズ・レディース)
100ドライウールシリーズ
ノースフェイスの100ドライ「ウール」シリーズは疎水性のあるポリプロピレンと天然繊維であるウール(毛)が使用されたドライインナーです。
- 100ドライウールタンク(ユニセックス)
- ロングスリーブ100ドライウールクルー(ユニセックス)
通常の100ドライシリーズよりあみあみ感が強くなっています。






| 商品名 | 100ドライウールシリーズ |
|---|---|
| 季節 | ランニングには冬 |
| 形のラインナップ | ユニセックスで2種 |
| カラー | ブラック-K |
| サイズ展開 | ユニセックス:S、M、L、XL |
| 素材 | <身生地>100DRY Wool PP Yarn(毛67%、ポリプロピレン33%) <肩部分>Wool PP Knit(毛67%、ポリプロピレン33%) |
| 原産国 | 中国 |
▼100ドライウールタンク(ユニセックス)
▼ロングスリーブ100ドライウールクルー(ユニセックス)
こんな人にはこのメーカーがおすすめ
どれを選べばいいか迷っている人に筆者が考えるおすすめをお伝えします。
| おすすめな人 | |
|---|---|
| ファイントラック | 見た目も気にしたい 着心地も重視 匂いや黄ばみの対策もしっかりしたい人 |
| ミレー | 見た目は気にしない 通気性重視 肌をとにかくドライにしたい人 |
| ノースフェイス | ノースフェイスが好き ファッション性が高いのがいい人 |
まとめ:ランニング向けドライレイヤーは自分の用途や季節を考えて選ぼう
この記事ではランニングにおすすめのドライレイヤーを紹介してきました。
どのメーカーを選んでも間違いないですが、季節や使い方を考えて選ぶとより満足がいくはずです。
最後にまとめとしてもう一度比較表を置いておきます。
| オンヨネ | ファイントラック | ミレー | ノースフェイス | |
|---|---|---|---|---|
| 商品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ||
| ラインナップ | 普通 | 多い | 普通 | 少ない |
| サイズ展開 | 普通 | 多い | 普通 | 普通 |
| カラー展開 | 少ない 黒のみ | 普通 | 少し多い | 少ない 黒のみ |
| 素材 | ポリプロピレン100% | ポリエステルに撥水加工 | ポリプロピレンを使用 | ポリエステルのはっ水糸 ポリプロピレンとウールの混紡もあり |
| 原産国 | 日本 | 日本 | 中国 | インドネシア |
| 排水のしくみ | ポリプロピレンの性質による | 耐久撥水加工 | ポリプロピレンの性質による | 撥水糸を使用 |
| 匂い対策 | 特になし | 抗菌防臭加工 | 消臭糸使用 ポリプロピレンの性質による匂いと黄ばみの可能性あり | ポリジン加工 ウォーム系はポリプロピレンの性質による匂いの可能性あり |
| 着脱のしやすさ | 普通 | 柔らかな素材のため、汗をかいても脱ぎやすい | 汗をかくと脱ぎにくい | 脱ぎやすい |
| 特長 | ポリプロピレンの機能性とデザインを兼ね備えている | ラインナップが豊富 | あみあみの見た目 生地に少し固さがある | ポリプロピレンとウール混紡のアイテムもある |
| リンク | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
自分に合ったランニング用のドライレイヤーを見つけて楽しいランニングライフを送りましょう!

























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