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【真相】ディズニーが著作権に厳しい理由とは?過去のある事件が影響

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「スマブラにディズニーとのコラボゲームの主人公であるソラがようやく参戦した」というニュースが日本のみだけでなく海外でも話題になりました。

話題になった理由として「ディズニーがよく参戦を許したという驚き」があったようです。

日本ではディズニーが著作権に厳しいと認知されていますが、そもそもどうしてディズニーは著作権に厳しくなったのでしょうか?

それはどうやら過去の苦い経験が関連しているようです。

詳しくは記事の中で解説していきます。

それでは、どうぞ!

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ディズニーが著作権に厳しい理由はウォルトが著作権に苦しんだから

ディズニーが著作権に厳しい理由はウォルト・ディズニーが著作権で痛い目にあったことが原因となっています。

主に次の2つの出来事が関わっていると言われています。

  1. キャラクター「ジュリアス・ザ・キャット」が著作権侵害だと訴えられた
  2. キャラクター「オズワルド」の所有権をユニバーサルにとられた

1.ジュリアス・ザ・キャットがあのキャラに似ていた

「ジュリアス・ザ・キャット」はウォルト・ディズニーが作った「アリス・コメディ」という作品の中に出てくるキャラクターです。

その「ジュリアス・ザ・キャット」が、パット・サリヴァンという制作会社に「フィリックス・ザ・キャット」の著作権を侵害していると訴えられました。

ひで
ひで

フィリックス・ザ・キャットとは日本では10円ガムなどでおなじみの白黒の猫のキャラクターのことです。

このことがあって、ディズニーは自分たちが生み出したキャラクター「ジュリアス・ザ・キャット」を使用することができなくなりました。

2.オズワルドの所有権が奪われた

またウォルト・ディズニーが作った短編映画シリーズ「しあわせウサギのオズワルド」

大ヒットしたシリーズで全26作作られていたのですが、所有権をめぐる交渉(ユニバーサルへの法外な契約料の支払い)が決裂した結果、

配給先だったユニバーサル・ピクチャーズに所有権を奪われてしまいました。

しかも、抱えていたアニメーターたちまでも引き抜かれて、倒産寸前まで追い込まれるという事態に。

ひで
ひで

1度ならず、2度までも。。。

この2つの出来事がもととなって著作権に厳しくなったのです。

ディズニーランド建設で再確認した世界観を守るということ

著作権ということでは直接関係ありませんが、関連の深い事案として

1955年にオープンしたカリフォルニアのディズニーランド関連の問題もありました。

その問題とは、ディズニーランド周辺にパークのヒットに便乗した企業がホテルやレストランなどを立て始めたという出来事です。

これはディズニーランド周辺にイメージに影響を及ぼしかねない商業施設があると、「夢と魔法の国」の世界観が壊れる可能性が出てくる問題がありました。

これはパーク周辺の土地を充分に確保していなかったために起こった問題だったのです。

この苦い経験を活かし、フロリダのディズニーワールドの建設ではディズニーランドの150倍以上、約3300万坪(山手線の内側の1.5倍の面積)を確保し、完全な夢と魔法の国を作り上げました。

▼このディズニーの世界観を守るという信念は日本のディズニーランド建設にも活かされています。

東京ディズニー・リゾートの最寄り駅が「舞浜」になった理由は、もし「ディズニーランド前駅」にしてしまった場合、その名称は公共性を持ち、周辺に「ディズニーランド駅前店」の名がつく無関係な施設が作られるのを避けるためである。もし、いかがわしい店舗に、そのような名前が付けられてしまってはたまらない。
そのため、アメリカのマイアミにちなんで「舞浜」とされたことは有名だ。

ディズニー社はなぜ著作権に厳しいのか調べてみた 草の実堂

日本のディズニーランドの最寄り駅を「ディズニーランド駅」としなかったことは

調べるまで考えもしなかった視点でしたが、たしかに駅名にディズニーとついていたら周辺のお店が勝手に名前を使っていただろうなと予想できます。

  • 世界観を守る
  • 著作権に厳しい

どちらも「自身の生み出したものを守る」という点が共通していると感じます。

つまり、ディズニーは過去の苦い経験から著作権やイメージや世界観を守るということに関して厳しくなったのだろうと予想されます。

日本でディズニーは著作権に厳しいと認知されることになった出来事

管理人は数年前まで、ディズニーが著作権に厳しいと知りませんでした。

ですが、少し年齢が上の知人がさも当たり前のように「ディズニーは著作権に厳しい」という話をしていたので

これは日本で過去に「ディズニーが著作権に厳しいと認知される何か」があったのだろうと感じました。

調べてみると次の出来事が浮かび上がってきました。

>>>【真相】「小学生がプールに描いたミッキー」が、ディズニーの著作権を侵害した話。

この出来事を要約すると…

小学生が卒業制作でプールの底にミッキーマウスの絵を描いたが、それをディズニー側が許さなかったという話です。

なんて非情な…と感じてしまいますが、

許可していたら全国の小学校等で描いてもいいということが広まってしまう可能性があったと考えると、

ディズニー側は厳しい態度を取らざるを得なかったのだとうなと考えられます。

この出来事が新聞等で大々的に報道され「ディズニーは著作権に厳しい」という認知が日本国内でされたのです。

(当時のニュースをリアルタイムで知っている世代はディズニーの著作権への厳しさを認知しているようです。)

ただし、この事例は許可なく使用したという点をディズニー側が重視しているようで、

事前に話をしてミッキーの使用が許可された事例もあるようです。

ディズニーが著作権に厳格な態度を取る意味は? 考察

これまで見てきたようにディズニーは著作権にかなり厳しい態度をとっていることが分かりました。

この項目ではディズニーが著作権に厳格な態度をとる意味について考えてみます。

まず著作権に厳しい理由として会社の利益を守るということがあるでしょう。

キャラクタービジネス、そしてブランディング等の観点から著作権に厳格なのは当然のことかと思います。

利益を上げていかないと会社自体が存続できませんからね。

ただ、それは単純な利益ではなく、ディズニーはアニメを作る会社でもあるので

利益を上げることで今後も万全な体制でアニメを創作できる体制を維持していくことにつながります。

それは私達ユーザーがディズニーの作品をこれからも見続けることができることにも繋がります。

つまり、著作権を守ることによって私達の楽しみや喜びにも直結するということになります。

ディズニーはユーザーの満足度を上げるために著作権を守っているとも言えそうです。

ディズニーが世界観を守るから夢の国の住人になれる

また、ディズニーランドの世界観を守る理由も同様に考えていきますと、

やはりディズニーがしっかり世界観を守ってくれるからこそ私達は夢の国の住人になれると言えるでしょう。

たとえば、ディズニーランドに向かう最中に地元にあるようなチェーン店が見えたら、一気に現実に引き戻されそうですし、

ディズニーランド園内から外の世界の人工物がちらちら見えていたら、夢の国に浸ることができませんよね。

実際、他の動物園や遊園地では園内からマンションや車、電車が走っている様子が見えて

せっかく楽しかったのに突然、気持ちが冷めることがあります。

こういったことがないようにディズニーが気をつけているからこそ

私達は夢の国の住人になれるのではないでしょうか?

ここもディズニーの「生み出したものを守る」精神が息づいていると感じます。

スマブラにソラ参戦の凄さにも繋がる

ディズニーの著作権関連で近年業界を賑わせたのが

任天堂のゲーム大乱闘スマッシュブラザーズに「キングダムハーツ」の主人公であるソラが参戦というニュースです。

ソラはファンによる人気投票(参戦させてほしいキャラ)で1位になったキャラクターでしたが、長年スマブラには登場せずファンも参戦は無理かもしれないと諦めていた状況でした。

というのも、キングダムハーツというゲームスクウェアとディズニーとのコラボゲームだったからです。

当時のキングダムハーツのゲーム内でもディズニーが著作権に厳しい姿勢をとっている様子が見て取れます。

ゲーム内でミッキーマウスの3Dモデルが許可されず、シルエットのみの登場となったのは有名な話です。

(その後の作品ではキングダムハーツ1の演出などが評価され使用できるようになったという話も)

また主人公のソラはスクウェア側のオリジナルキャラなのですが、ソラがいつも身につけている大きな鍵の根本にミッキーの形のチェーンがついているんですね。

これも参戦が危惧されていた1つの要因のようです。

こういうところから、ファンの間では権利上半ばあきらめかけていたのですが、

突如、ディズニーとのコラボゲームのキャラが電撃参戦。

あの著作権に厳しいディズニーが許可を出したということで、大きなニュースになったのです。

ディズニーが著作権に厳しい理由とは? まとめ

ディズニーが著作権に厳しい理由をお伝えしてきました。

ディズニーが著作権に厳しい理由はアニメ制作における過去の経験やディズニーランド建設での出来事が大きく影響し、

ディズニーが著作権を守る行動をとってくれていることで私達が素敵な作品を享受できることにもつながっていました。

単純に見るとそこまでしなくともと思ってしまいますが、ディズニーにとってとても大事な信念だったのです。

これからも多くの人々を楽しませてほしいと思いますね。

それでは、また。

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