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【感想】塚本亮『すぐやる人とやれない人の習慣』で仕組み化の大切さに気づいた話

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  • やらなければならないことを先延ばしにしてたら結局、期限がきて中途半端なものになってしまった。

こんなことってありませんか?

私も細かいことや事務作業が苦手なタイプなので、めんどくさいなぁと思いながらしてしまう作業はついつい先延ばしにしてしまいます。

たとえば…

  • 上司から頼まれた資料作成
  • 地域行事の出欠確認
  • メールの返信

…などなど。

そして、毎度のように期限を越してしまったり、満足のいくものができなくて反省するという負のルーティンが起こります。

こうやってすぐに物事に取り組めないのは自分の性格がだめなのかなぁと思っていたのですが、

そうではなくて「すぐやるやり方を知らなかっただけ」だったことが分かりました!

根性や気合でなんとかするのではなく、

すぐやるやり方を身に付ければ誰でも行動力の質が変わってくるのです。

▼それに気づけたのが今回紹介する塚本亮さんの『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』という本です。

この本では分かりやすくすぐやる実践法を伝えてくれています。

自分は何もできなくてだめだと思っている人や仕事に常に追われている人は解決のヒントになるはずです。

今回の記事では『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』を実際に読んでよかった点や気づき、

読んだ方がいい人などを分かりやすくまとめてみました。

すぐやる人になりたい人はぜひ読んでみて欲しいと思います。

それでは、いってみましょう!

\すぐやる仕組みで人生の時間を有効活用/

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「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 内容、誰が書いた?

この本は塚本亮さんが書かれています。

著者は高校時代の偏差値が30台だったのですが、努力してイギリスのケンブリッジ大学に入学した経歴を持ちます。

現在では心理学に基づいた指導法で学生から社会人までのべ150人以上の日本人をケンブリッジ大学、ロンドン大学をはじめとする海外のトップ大学・大学院に合格させていたり、

通訳及び翻訳家としても活躍している方です。(著者紹介より)

本の奥付を見ると「第185刷」とありめちゃくちゃベストセラーになっていることが分かる本となっています。

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 あらすじ、おおまかな内容

この本は心理学に基づいた、すぐやる仕組みや気持ちの持ち方を分かりやすく解説している本です。

  • 結果を出す人と
  • 頑張っているのに結果が出ない人

…では何が違うのだろうかと考えた著者。

至った結論は成功している人、生産性の高い人は、「行動が早い」ということでした。

しかも、その成功している人たちは根性や精神論だけでスタートダッシュしているのではなく、

すぐやる人」は仕組みで自分を動かしている。自分が動いてしまう仕組みづくりがうまいと伝えています。

本書ではそんな仕組みづくりを「すぐやる人の50の習慣」として著者がケンブリッジで研究した心理学をベースにしながら、

今までに出会った「すぐやる人」たちの共通点をまとめています。

\すぐやる仕組みで人生の時間を有効活用/

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 特徴

この本はだらだらと長い論旨が続くのではなくて1テーマ2ページほどでまとまっているので、とても読みやすいです。

しかも項目ごとに「すぐやる人」と「やれない人」を対比させているので、自己反省しやすくこれから私がとるべき行動を促してくれます。

また大きなテーマとして…

  • 思考
  • 自分を動かす
  • 周囲を動かす
  • 感情マネジメント
  • 体調管理
  • 時間・目標管理
  • 行動

と分けられています。

自分が必要としている部分から読み進めていくのもいいでしょう。

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣を読んだ感想

やれない人のやれない理由が客観的に分かるので自分も同じところがあるなと気づきを得やすく、

さらにすぐやる人の思考や行動を参考にすればいいので実践につなげやすいと思いました。

たとえば…

【すぐやる人は明日を疑い、やれない人は明日を信じる。】

という項目がありますが、

そこにはモチベーションについて次のように書かれています。

34p モチベーションとは、魚のようなものです。獲れたてが一番おいしいのと同じで、モチベーションにも鮮度があります。「やりたい!」と思った瞬間がモチベーションの鮮度のピークなのです。

35p 「やれない人」は、明日も高いモチベーションを維持すると思い込んでしまって、また明日やればいい、また明日から始めようというように、自分を納得させているのです。

中略

36p 一方、「すぐやる人」は、未来を信じません。「明日から」とか「いつか」という考えは、モチベーションの鮮度を奪っていくだけだと知っているからです。そして、その「いつか」はやってこないと思っているのです。

塚本亮「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 より

ここから得た気づきを少しお話します。

私は本が好きで本屋にいくとついついたくさんの本を買ってしまいます。

買ってしまうのですが家にも読んでいない本があるので、以前はまずは読みかけの本から読んだほうがいいだろうということで、

新しく買った本はしばらく置いておいてそのうち読もうというようにしていました。

ところがそのうち新しく買った本の読みたい!という気持ちが薄れてきて読まずに積まれたままの本がたくさん増えていました。

そんな中このモチベーションの話を読んで、グサッ!ときたので

たとえ読みかけの本があったとしても買った本は欲しいと思った気持ちのままその日に読み始めるようにしました。

すると結果的に本を読破する割合が増えました。

読みたい本から読むのは読みかけの本がたくさんできるようで中途半端に思えるかもしれませんが、私にはこの方法があっているようでした。

読みかけているからこそ、続きがきになる、続きを読んでみようという気持ちになるので以前よりインプットが楽しめるようになったと感じます。

[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]読書法はそれぞれの自由だ![/prpsay]

こんな感じの話が50個も出てくるのです。

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「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 こんな人におすすめ

この本は次のような人におすすめです。

  • 自分はダメだと自信をなくしている人
  • 何をやるにもめんどくさいが勝ってしまう人

やれないのは仕組みづくりや最適な行動が分かっていないからです。

本書ですぐやる仕組みを学べば今日からでも行動に移すことができるでしょう。

まためんどくさいと思う原因は過大評価と先延ばしです。(私の経験上)

すぐやる仕組みを取り入れて、実際に少しでもやってみれば作業が終わる目途も立ちやすいですし、思ったよりも大変なことではなくなります。

またすぐに取り組むことで夏休みの宿題のようにぎりぎりに取り組まなくてよくなります。

一つそうやってできたという成功体験を作ることによってめんどくさいと思うことも少なくなっていくのではと思います。

また本書の使い方としておすすめなのが辞書的に使う方法。

仕事に取り組む上でこんなことあるなぁということがたくさん出てくるので、壁にぶちあったた時に本をめくって該当ページを参考に

すぐやる仕組みで突破していくのがいいかなと感じました。

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 まとめ

今回の記事では塚本亮さんの『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』を紹介しました。

非常に分かりやすく簡潔に書かれているので、とっても読みやすく実践しやすい本になっています。

普段からできないなと思っている人や行動したいと思っているのだけど…

という人に読んで欲しいと思います。

まずはよきインプットするのもすぐやる第一歩かもしれません。

それでは、また。

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