人気のバルミューダThe Toasterですが、使ってみると困った部分もだんだんと見えてきます。
今回は実際のバルミューダトースターユーザーがデメリットに感じているポイントを調査しました。
バルミューダThe Toasterが気になっているけれど
- 自分のスタイルや好みに合うかわからない
- 買ってから後悔はしないだろうか?
・・・と考えている人は購入ガイドとしてぜひ読んでください。
というわけで「バルミューダトースターのデメリット 買って後悔?ユーザーの意見をまとめました」について書きます。
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バルミューダトースターのデメリット
バルミューダThe Toasterのデメリットは次のとおり。
- スチーム機構のお手入れが大変
- 水を入れるのが面倒
- トースト専用すぎる
- 庫内が狭い 高さが低い 8センチ情報
- グリルパンがついてこない 別売り
- 値段が高い、ライバルと比較してコスパが悪い
- 裏面の焼きが甘い 仕様
- 焼き上がりが遅く感じる人も
- 2枚焼きが最大サイズで大きいものは入らない

それでは、ひとつずつみていきましょう!
水を入れるのが面倒
スチームの元となる水を入れる作業がだんだんとめんどくさくなります。

バルミューダトースターはパンをひとつ焼くごとに5ccのカップを使って水を入れないと本来の力が発揮されません。
毎回の作業になるのでめんどくさく感じるユーザーも多いです。
水を入れるのが面倒ですが、食パン美味しく焼けました。
出典:楽天市場レビューより
バルミューダのトースターは「スチームを使ってとにかく美味しいパンを焼く」という目的があり、そのおいしいトーストのために水入れの作業があると理解していないといけません。
お値段が高いのでずっと悩んでいましたが、買って大正解でした。デザインが可愛いのはもちろんのこと、いつもの食パンがこんなにも変わるものかと驚きました。水を入れるのが面倒くさいかなと思いましたが、このひと手間であの美味しさが手に入ると思うと嬉しくて全く苦ではありません。色々なモードがあり、レシピもついているので試してみようと思います♪
出典:楽天市場レビューより
ですので、朝があわただしく手間なくパンを焼きたい、また何人分もパンを焼くという人には合わないです。
トースト特化型でグリル調理が少し弱い
バルミューダのThe Toasterはパンに特化したトースターなので、パン以外のグリル調理などが弱いです。

クラシックモードという温度設定があるのですが、170度・200度・230度という3つの温度帯しか設定ができません。
同価格帯の高級トースターでは低温調理など低い温度帯も選べる機種もあるのでもう少し温度設定に自由度があればいいなと感じます。
ただし、グリル調理が弱いと言ってもがっつりオーブン料理をする人以外は特に問題がありません。
普段はパンがメインで時々フライや天ぷら・からあげの温めをしたり、簡単なグリル料理をするくらいなら十分に対応できます。
バルミューダのトースターはオールマイティというよりもパンに特化した明確なキャラクターがあるのでそこを理解していればおいしい熱々のパンが召し上がれます。

特にトーストだけでなく多くの人が食べる貴会が多いチーズトースト(食パンの上に乗せて焼く惣菜パン)やフランスパン、焦がさずに焼くのが難しいクロワッサンなど
ツボを抑えた専用モードがあるのは嬉しいところです。
近所のおいしいパン屋さんでいろんな種類のパンを買って自宅でリベイクすることが多いという人はぴったりのトースターだと言えます。
庫内が狭い 高さが低い
バルミューダトースターは庫内が少し狭いです。

公式サイトのスペックでは幅27.4cm × 奥行き20.4cm × 高さ17.8cmと書かれていますが、この値は有効寸法ではありません。(特に高さは)
気になったのでバルミューダThe Toasterの庫内の有効寸法を調べてみるとあるサイトで以下の記述を見つけました。
庫内有効内寸:約 幅 260mm×奥行き 165mm×高さ 75mm( ヒーターまでの高さ )
[ BALMUDA The Toaster ]バルミューダ ザ・トースター オーブントースター おしゃれ K05A キッチン家電より
これがどれくらいのサイズなのかバルミューダとライバルのアラジン、そして売れ筋の格安トースターを比べたいと思います。
製品名 | バルミューダ (2枚焼き) | アラジン 2枚焼き | 売れ筋の格安 2枚焼き タイガー KAK-G100 |
---|---|---|---|
本体寸法 | 幅35.7cm × 奥行き32.1cm × 高さ20.9cm | 幅35cm × 奥行き29.5cm × 高さ23.5cm | 幅 31.2 × 奥行き27.1 × 高さ22.4 |
庫内有効寸法 | 幅 26 × 奥行き 16.5 × 高さ 7.5cm | 幅31cm × 奥行き23.5cm × 高さ8.7cm | 幅 26.0 × 奥行き21.0 × 高さ8.5cm |
価格(定価) | ¥ 27,940 | ¥ 14,080 | ¥ 5,478 |
まずバルミューダは本体サイズはアラジンの2枚焼きとあまり変わらないのに、庫内サイズがけっこう狭くなっています。
またバルミューダと格安トースターを比べてみると庫内サイズは格安トースターの方が広く逆転しています。
スペック上の比較ですが、狭いという口コミも多いため実際にちょっと困ったというユーザーもいらっしゃるようです。
ただし、食パンやクロワッサンなどパンを焼くだけであれば全く問題ないサイズです。
むしろ、パンを美味しく焼くにはヒーターとの距離の兼ね合いもあるのでこれぐらいの庫内サイズがベストなのかもしれません。
もし、庫内サイズがどうしても気になるようであればグリルやオーブン料理がしやすい機種を選ぶといいでしょう。
グリルパンがついてこない 別売り
高価格帯なトースターにしては付属品が少ないです。特にグリルパンがついてこないのが痛いところ。
別売りで野田琺瑯製のものが公式サイトで販売されていますが、千円ちょっとするので販売価格からするとセットでつけてほしかったというのが正直なところです。
(ホーロー製は焦げ付きやすいと言われています)


ただ、市販品でも多くのバルミューダユーザーが使っているグリルパンがあるので気になる方はそちらをチェックしてみてください。
▼こちらのグリルパンがシンデレラフィットします。
スチーム機構のお手入れが大変
バルミューダThe Toasterはスチーム機構のお手入れをしなくてはなりません。

ボイラーカバーと給水パイプは取り外しできますが、パイプが細くブラシで掃除したりということはできません。
そのため、お手入れとしては基本食器用洗剤で洗い、汚れがひどい場合は煮沸するしかありません。
バルミューダ公式のよくある質問にお手入れ方法が掲載されていますので、参考にしてみてください。
ただし、給水パイプのお手入れ頻度はそこまで高くありませんのでそこまで心配する必要はないと思われます。
値段が高い、ライバルと比較してコスパが悪い
バルミューダは同機能のライバルと比較すると高い印象です。
▼比較してみると次のとおり。
製品名 | バルミューダ The Toaster | アラジン グラファイトグリル&トースター2枚焼き | ブルーノ スチーム&ベイクトースター | シャープ ヘルシオグリエ |
---|---|---|---|---|
特徴 | スチームと温度制御 | 素早い発熱のグラファイトかつ高火力 | コンベクションモード搭載 | 大容量スチーム、生食パンモード (ただし、温度設定がない) |
枚数 | 2枚 | 2枚 | 4枚 | 2枚 |
マイコン | ○ | なし | なし | ○ |
スチーム | ○ | なし | ○ | ○ |
価格 | ¥ 27,940 | ¥ 14,080 | ¥ 15,400 | オープン価格 だいたい2万5000円〜27000円 |
付属品 | 5ccカップ、説明書、ガイドブック | 受け皿(ホーロー)、コンセプトブック | 給水カップ、ベイキングトレイ、ベイキングトレイ焼き網、(くず受けトレイ)、レシピリーフレット | 焼き網、コーティングトレイ、メニュー集、説明書 |
焼ける枚数と付属品の少なさを考えるとバルミューダは正直コスパが悪いです。
たとえばスチーム搭載でマイコンなしのブルーノは付属品がしっかりついていて、バルミューダより1万円以上安いです。(さらに、ブルーノは4枚焼きです)
マイコンのありなしだけでけっこうな差額があるので、マイコンありにどれだけ価値を見いだせるかがポイントですね。
とはいえ、バルミューダはデザインやコンセプトやブランド力においても購入する意味があるので単純にコスパだけの比較はナンセンスかもしれません。
迷う方は気に入ったものを買うという直感を大事にすればいいと思います。
口コミを見ても買う前は高く感じたけど、購入してからは高くても買った価値があるという人も多いですよ。
裏面の焼きが甘い仕様になっている
人によってはトーストの裏面の焼きが甘く感じるようです。

・・・というのもバルミューダはそもそも裏面は焼きすぎないようになっているから。
表と裏の差がある方がおいしいというバルミューダの判断なのですが、人によっては物足りないと感じることも。
両面ともカリカリがいいという方は違う選択肢も考えた方がいいかと思います。
焼き上がりが遅く感じる人も
口コミを見てみると焼き上がりが遅いと感じる人もいます。
その理由はマイコン制御により160度付近を保つ設定になっているからです。

このためライバル機に比べてわずかに仕上がりの時間が伸びます。
よく比較される機種でトースト一枚の推奨の焼き時間を比べてみましょう。
製品名 | 焼き時間 |
---|---|
バルミューダ | 2.5〜3.5分 |
アラジン | 1.5〜2分 |
ブルーノ | 2分 |
ヘルシオグリエ | 3〜3.5分 |
タイガー | 2〜2.5分 |
バルミューダのトースト1枚の推奨焼き時間が最短で2.5分となっています。
アラジンは特徴のグラファイトがかなり効いていて1.5分と別格の早さですが、ブルーノや格安機のタイガー製品などとくらべてもバルミューダは少し遅いです。
ヘルシオグリエはスチームを大量に使うのが影響してかバルミューダと同じぐらいになっています。またヘルシオグリエもマイコン制御があるので、バルミューダと似ているところがあります。
もしかするとマイコン制御がある機種はパンに最適な焼き具合になるかわりに、焼き時間が伸びる傾向があるのかもしれません。

焼きの早さか、おいしさか、自分の好みをしっかり見極めたいですね。
2枚焼きが最大サイズで大きいものは入らない
バルミューダはサイズ展開が複数ないので、The Toasterの2枚焼きしか選べません。

アラジンやよく比較される機種では4枚焼きも選べたり、もともと4枚焼きのものも多いです。
4枚焼きを買うべきかどうかは、それぞれの使い方によりますが大きなピザを焼いたり、朝の忙しい時間帯が家族と重なりトーストを同時に焼く必要がある方は違う選択肢の方がいいかもしれません。
ただ、トーストの場合考えようによっては2枚焼いた後にもう2枚焼けばいいだけなので少しの時間の余裕があれば問題はありません。
購入してからの使い方をじっくりイメージしてみましょう。
バルミューダトースターの購入を失敗したくない人は要チェック!
バルミューダのThe Toasterは3万円近くする高級トースター。
購入してから「失敗した・・・」とは考えたくありません。
そんな時は事前にレンタルしてみるのがおすすめ。
レンタルすれば費用をほとんどかけずにバルミューダのトースターを自宅のキッチンで試すことが可能です。

配置やサイズ感なども試せますね!
そこで、ぜひ紹介したいのが家具家電のレンタルが気軽にできる「CLAS」(クラス)というサービスです。
「CLAS」(クラス)ならバルミューダのトースターを、なんと月2530円で借りることができます。
サービス内容もかなり使いやすいので初めての方でも気軽に利用できる家電サブスクです。(ただしレンタルできる地域が東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫のみ)
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バルミューダトースターのデメリット 買って後悔?ユーザーの意見をまとめました まとめ
今回は「バルミューダトースターのデメリット 買って後悔?ユーザーの意見をまとめました」について書きました。
デメリットはありましたが、自分が重視するスタイルと合えばバルミューダトースターは買って間違いないアイテムといえるでしょう。
なにより多くのユーザーに受け入れられている商品ですし、パン好きの日々の生活をより豊かにしてくれることは間違いないでしょう。
それでは、また。
ひででした!
▼デメリットまとめ
- スチーム機構のお手入れが大変
- 水を入れるのが面倒
- トースト専用すぎる
- 庫内が狭い 高さが低い 8センチ情報
- グリルパンがついてこない 別売り
- 値段が高い、ライバルと比較してコスパが悪い
- 裏面の焼きが甘い 仕様
- 焼き上がりが遅く感じる人も
- 2枚焼きが最大サイズで大きいものは入らない