ジャック・ライアンと言えばトム・クランシー原作の映画ですが、
現在Amazonビデオでドラマ版の『ジャック・ライアン』が公開されています。
そんな『ジャック・ライアン』のシーズン1を見終わったのですが、
これがぼく的には当たりでいい時間を過ごすことができました。
今回はみなさんにおすすめするためAmazonで公開中の
ドラマ版『ジャック・ライアン』シーズン1をレビューしたいと思います。
特に考えさせられる社会派サスペンスを求めている方はぜひとも見てほしい作品です。
それでは、どうぞ!
- Amazonビデオ『ジャック・ライアン』シーズン1の評価レビューをします!
Amazonプライム会員は追加料金なしで『ジャック・ライアン』を観れた
まずドラマ版の『ジャック・ライアン』がどこで観られるか?ですが、現在Amazonビデオで配信中です。
しかも今回Amazonプライムの会員特典対象だったので追加料金なしで見ることができました。
現在シーズン2まで視聴することが可能です。
Amazonビデオはプライム会員にならなくても購入すれば見ることができますが、
Amazonをよく使う方やお急ぎ便を使ってみたいという方、その他の様々なサービスを受けたいという方はこの際にプライム会員になっておくと追加料金なしで『ジャック・ライアン』観れるのでお得かなと思います。
[prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]Amazonプライム会員はおむつやおしりふきなどが15%オフで買えるので子育て中のパパママにおすすめ。[/prpsay]
Amazonドラマの元祖!ジャック・ライアンと言えばハリソンフォード
さてレビューに入っていきましょう。 ジャック・ライアンシリーズは過去何度も映画化されていますが、ぼくの中で一番印象に残っているのはやはりハリソン・フォード版。 「今そこにある危機」はとても面白かったという覚えがあります。 内容はほとんど忘れてしまいましたが、このハリソンフォード版を見ていたからこそ今回ドラマ版の『ジャック・ライアン』を見ようと思いたちました。 今回見直してみようという気持ちが起こってきています。 Amazonで配信されているドラマ版「ジャック・ライアン」のあらすじですが、 ネタバレになってしまうので多くは言いませんが、『ジャック・ライアン』シーズン1はテロリストとCIAの戦いを描いています。 ですが同じテロリストの戦いを描いた『24』とはずいぶん趣が違います。 『24』が動なら『ジャック・ライアン シーズン1』は静と言えるでしょう。 [prpsay img=”https://hidesanpo.com/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-06-07.55.24.png” name=”ひでさん”]このあたりは好みの分かれるところだと思います。[/prpsay] 『ジャック・ライアン』ですが2日くらいで一気に見ました。 ありがたいのは24話構成ではなく全8話というちょうどいいボリュームになっているところです。 とっても見やすくいい息抜きができました。 ドラマといってもアメリカですから完全な映画クオリティです。 ロケ地とかエキストラ数とかいろいろスゴイです。 世界のいろんな場所が出てくるのですが、旅をしている気になって見ていて楽しいです。 俳優陣がかなりいいです。 主人公のジャック・ライアンを演じるジョン・クラシンスキーやテロリストのリーダーであるムーサ・ビン・スレイマンを演じるアリ・スリマンがかなり魅力的です。 最初はそこまでかなぁと思っていましたが、だんだんとジャックの愛嬌のある顔やスレイマンの2面性のある表情から目が離せなくなります。 内容としては主人公がアクションばりばりで大活躍するのかと思って見始めたのですが、そういうわけではありませんでした。 主人公のジャックはヒーロー物のようにめちゃめちゃ強く描かれるわけではありません。 派手な演出があってジャック・ライアンが強さや優れた才能を見せるというよりも、ストーリーの流れの中で何気なくひらめいたりします。 このあたりはとてもリアルな演出だなと思いました。 最初はアクションを求めていたのでちょっと物足りないなぁと思っていましたが、そのリアルさにだんだんと引き込まれていきました。 リアルさ(現実に起こりそうなこと・起こっていること)はジャック・ライアンシリーズではキーポイントになっていて、 以前の映画版も社会の中で起こりうることを描いて背筋がぞくりとした記憶があります。 ドラマはフィクションですがその先の現実に通じている感覚。 これがこの『ジャック・ライアン』の見どころと言えるでしょう。 『ジャック・ライアン』はアクションものというよりも社会派ドラマとして観たほうがいいかもしれません。 テロリズム、近代の兵器、その先にある問題。 ひとすじ縄ではいかないことだらけです。 そういう意味でこの作品はかなり重いです。 この重さは軽快なアクションを求めている人には向きませんが、見た後にもどこか心に残るようなものを求めている人にはぴったりだと思います。 『ジャック・ライアン』では主人公のジャック・ライアンの活躍や葛藤を描いていくのはもちろんのこと、 その周辺の人物やテロリスト側の心情や背景も丁寧に描かれていることが特徴です。 言うならば『主要人物みんなが主人公』というくらいに丁寧に描かれていると思います。 人物背景をしっかり描くことでなぜその人物がその行動をとるのか?という説明がなされています。 このことにより登場人物それぞれに感情移入することができるようになっています。 そのため単純な勧善懲悪というストーリーではなく非常に考えさせられる内容になっているところも『ジャック・ライアン』の魅力のひとつでしょう。 このドラマ版『ジャック・ライアン』を見終わって思ったことは差別・戦争はしてはいけないということです。 今まで何度も言われてきたことですし、自分自身も考えてきたことですが『ジャック・ライアン』を観て改めて感じました。 憎しみからは憎しみしか生まれないし、すべての事象はつながっている。 普段はあまり気にしませんが、現実の中東の情勢が気になっています。 ※ここから少しネタバレを含みますので、未視聴の方は飛ばしてください。 『ジャック・ライアン』の少しうーんと思ったところを述べます。 少し表現が分かりにくいところがあったのが気になりました。 一つはスレイマンの弟のアリの幼少期の役者さんが可愛すぎててっきり妹だと思ってました。 なのでスレイマンを救出に行った男は誰なのかと混乱してしまいました。 救出後にこんなに抱き合ってスレイマンはこういうタイプの人なのかと思ってしまいました。 が、なんのことはない肉親とのハグだったのです。 そして無人爆撃機を操るパイロットとからみのあった特殊な趣味を持つ夫婦。 何かストーリーに関係があるのかと思ったらアレだけですからね。。。 スタッフの趣味としか思えませんでした。描く意味があったのでしょうか? それとお色気要素とグロ表現について。 第一話からさっそくグロいシーンがあって「うえぇ」と思ってしまいました。 また時々出てくるベッドシーンなどのお色気要素も気になるところ。 おっぱいがポロっと出てきますが、物語が重いのでお色気シーンがお色気にならないという感じもします。 そんなこともあり、子どもと一緒に見たり子どもの前では見づらいです。 もしリビングで視聴しようとしている人はご注意してください。 今回の記事では『ジャック・ライアン』のレビューをお伝えしました。 総評をすると非常に重厚で考えさせられる作品でしたし、見てよかったと思う作品です。 はっきり言って重い作品ですが観終わった後はすっきりしますし、もやっと感が残らないのもいい点です。 現在シーズン2もAmazonビデオで公開されているのでシーズン1の関係者が出てくるのか、どう絡んでくるのか? めちゃくちゃ気になるところですね。 (シーズン2の情報は未収集) まだ見てない人はAmazonプライム会員に登録して様々なサービスを受けながら、無料で『ジャック・ライアン』を楽しんでみてはいかがでしょうか? それでは、また! ひでさんでした!(@tekutekuhidesan)Amazonドラマ『ジャック・ライアン』あらすじ
Amazonビデオ ドラマ版『ジャック・ライアン』シーズン1を見終わった感想
ポイント①ドラマとはいえ色々スゴイ
ポイント②俳優陣が魅力的
ポイント③リアルな演出
ポイント④ドラマのテーマが重い
ポイント⑤立場の違いを丁寧に描く
Amazonドラマ『ジャック・ライアン』感想・評価は?
『ジャック・ライアン』のちょっとうーんなところ(ネタバレあり)
Amazonビデオ『ジャック・ライアン』シーズン1レビュー まとめ
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