- ノースフェイスの100ドライシリーズが気になっているのだけれど…
- ノースフェイス100ドライシリーズのメリット・デメリットを教えて欲しい
- ユーザーの口コミを知りたい
ノースフェイスの100ドライシリーズは良い点、もうちょっとな点を知って購入するほうが満足感が高まります。
こんにちは!ランニングが趣味の筆者「ひで」です。
この記事ではノースフェイスのドライインナー「100ドライシリーズ」について書きます。
記事を読めば100ドライシリーズが自分に合っているか、購入して良いか分かるようになるでしょう。
なお、当記事の結論としては次のような人におすすめできます。
- 汗冷えを防ぎたい人
- 匂い対策もしたい人
- ノースフェイスが好きな人
上記のようになる理由は記事の中でくわしくお伝えしていきます。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
それでは、本文へどうぞ!
ノースフェイス100ドライシリーズとは?ラインナップ比較
100ドライシリーズはノースフェイスが販売するインナーウェアです。

100ドライシリーズは大きく次の2つに分けられます。
- ドライWR
- ドライウール
違いは次の表にまとめました。
| ドライWR | ドライウール | |
|---|---|---|
| 商品画像 | ![]() | ![]() |
| ラインナップ | 【メンズ】 100ドライWRタンク ショートスリーブ100ドライクルー ロングスリーブ100ドライWRクルー 【レディース】 100ドライWRタンク ロングスリーブ100ドライWRクルー | 【メンズ】 100ドライウールタンク ロングスリーブ100ドライウールクルー |
| 素材 | 100DRY WR Yarn (ポリエステル100%) | 100DRY Wool PP Yarn (毛67%、ポリプロピレン33%) |
| 機能 | はっ水糸使用 ・ポリエステルのはっ水糸でドライに ・抗菌防臭 (ポリジン・ステイフレッシュ) ・静電気抑制 ・広めの襟ぐり | ・ポリプロピレンの性質で排水 ・ウールの特性による消臭・保温 ・広めの襟ぐり |
| 想定される季節 | オールシーズン | 秋・冬 |
| 適したアクティビティ | トレッキング/ハイキング ※以上公式サイトによる ランニングにも使える | トレッキング/ハイキング 雪山登山、スキー ※以上公式サイトによる 厳冬期のランニングにも使える |
ラインナップについて
メンズは5型・レディースは2型のラインナップになっています。
レディースは2つの型のみなので、少なく感じます。
とはいえメンズ用であってもサイズが合えば女性も使用できます。(おそらくノースフェイスもユニセックスで使うことを想定している)
ただし、レディースの100ドライWRタンクとロングスリーブ100ドライWRクルーは胸周りや背中周りが透けにくい仕様で女性専用のデザインになっています。
このためメンズを女性が着るのは問題ありませんが、レディースを男性が着るのは難しいと考えます。
素材について
「ドライWR」は素材がポリエステルではっ水糸を使用しています。
「ドライウール」は毛(ウール)とポリプロピレンを使っているという違いがあります。
素材が違いますが目指す機能は同じで、ひとつ上のベースレイヤーに汗をスムーズに移すことを目的としています。
ただし、ドライWRが撥水、ドライウールがポリプロピレンの性質による排水効果なので、厳密に言うと微妙に使用感が違うかもしれません。
機能について
機能の差で気になるのはドライWRには抗菌防臭加工がされていて、ウールにはされていないことです。
ですがウールには天然の消臭機能が備わっているので、防臭効果がある程度期待できるでしょう。
またドライWRには静電気抑制機能も備わっています。
ドライWRシリーズ、ドライウールシリーズどちらも広めの襟ぐりになっていて、外からインナーが見えにくくなっているのが特長です。
使用が想定される季節について
使用が想定される季節は公式で見解があるわけではありませんが、素材の違いから予想できます。
ドライWRシリーズは素材がポリエステル(はっ水糸)で通年使えるでしょう。
ドライウールはポリプロピレンの低い熱伝導性やウールの保温性が高い素材になっているので、秋冬の使用がおすすめです。
適したアクティビティについて
適したアクティビティですが、公式サイトには「ドライWR」がトレッキング/ハイキングに向いているとの表記があり、「ドライウール」にはトレッキング/ハイキングだけでなく雪山登山、スキーに向いているとの説明があります。
ドライウールは保温性が高いためそのような表記になっていると考えられます。
そのことからドライウールは厳冬期のランニングにも使えそうです。
ランニング用としては「ドライWR」のほうが通年使えるので汎用性が高そうです。
ノースフェイス100ドライシリーズ共通のメリット・デメリット

ノースフェイス100ドライシリーズのメリット・デメリットは次のとおりです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 肌をドライに保つことで汗冷えしにくい 広めの襟ぐりで外から見えにくい ドライWRはポリジン加工で匂いが気になりにくい(ウールにも天然消臭効果がある) ウールはポリプロピレン製で排水機能の低下がない | カラー展開が少ない ウィメンズの型が少ない ドライWRは撥水加工がだんだんと落ちる ウールはポリプロピレン製のため劣化が気になる |
デメリット
- カラー展開が少ない
- ウィメンズの型が少ない
- ドライWRは撥水加工がだんだんと落ちる
- ウールはポリプロピレン製のため劣化が気になる
カラー展開が少ない
カラー展開が少ないことは残念です。
たとえば、通勤ランなどを考えている方で仕事中はカッターシャツの下にも着ていたいという方は白かベージュ系が欲しいところ。
ですが、プライベートでしか着ないという方や黒だけで大丈夫という方はあまり気にしなくてもいいかと思います。
ウィメンズ(レディース)の型が少ない


ウィメンズの型がタンクトップとロングスリーブの2つしかありません。
女性用は胸周りや背中のあたりが透けにくい仕様になっているので、気になる方には必要な機能です。
ですがショートスリーブでは透けにくい仕様が選べません。
またウール系ではレディースが選べないのも痛いところ。
とはいえ、メンズでもサイズが合えばユニセックスで着られます。
アンダーウェアを装着して着るように想定されているのではないでしょうか。
そのため、レディースの型のラインナップが少なくなっているのかなと予想できます。
ドライWRは撥水加工がだんだんと落ちる
100ドライWRタンクは「撥水加工」のため、だんだんと撥水効果が落ちていきます。
一方、ポリプロピレンが使われているミレーのドライナミックメッシュはポリプロピレンの性質を利用した汗の排水システムが使われています。
このためそもそも撥水加工がされておらず、効果が落ちるということがありません。
ただノースフェイスの100ドライWRタンクは「はっ水糸」が使用されているため、通常の撥水加工より長持ちするのでその点は安心です。
ウールはポリプロピレン製のため劣化が気になる

ドライウールシリーズはポリプロピレンが使われているため、ポリエステルなどに比べると劣化が気になります。
ポリプロピレンは日光や紫外線の影響で劣化しやすい素材なのでアウトドアなどでの使用で影響が出てくる可能性があります。
もちろんすぐに悪くなるというわけではなく、長期的に使っていくと注意が必要だというレベルです。
メリット
- 肌をドライに保つことで汗冷えしにくい
- 広めの襟ぐりで外から見えにくい
- ドライWRはポリジン加工で匂いが気になりにくい(ウールにも天然消臭効果がある)
- ウールはポリプロピレン製で排水機能の低下がない
肌をドライに保つことで汗冷えしにくい

100ドライシリーズは肌をドライに保つ機能を持っているため、汗冷えしにくいです。
100ドライシリーズには撥水と疎水という技術が使われていますが、どちらも生地自体が水を吸わない仕組みになっています。
このためウェアに吸水された汗が冷えて体に張り付き、熱を奪うという「汗戻り」が少なくなります。
高い山への登山や、秋冬のランニングなど汗冷えすると体調を崩しやすくなる場面で活躍してくれます。
広めの襟ぐりで外から見えにくい

100ドライシリーズはファッション的にもこだわっていて、外からインナーが見えないように襟ぐり(首周り)が広くとられています。
ファッションでも定評のあるノースフェイスならではのこだわりです。
ドライWRはポリジン加工で匂いが気になりにくい(ウールにも天然消臭効果がある)

ドライWRシリーズではポリジン・ステイフレッシュという抗菌防臭加工技術が使用されています。
このため気になる匂いを抑えることができ、気持ちよく使用することができます。
一方、ドライウールシリーズではポリジン加工がされていませんが、元々ウールには防臭機能が備わっているため匂いにくいです。
ウールはポリプロピレン製で排水機能の低下がない

ドライウールシリーズはウールとポリプロピレンの混紡素材になっています。
このポリプロピレンはそれ自体に撥水加工がされているわけではありません。
このため撥水が落ちるという機能の低下がないのが特長です。
ケアをしっかりしていれば購入時の効果が長続きします。
100ドライWRタンク(メンズ)をレビュー!
たくさんある100ドライシリーズのラインナップの中から、「100ドライWRタンク」をレビューしていきます。

| ブランド名 | ノースフェイス(THE NORTH FACE) |
|---|---|
| 商品名 | ノースフェイス100ドライWRタンク |
| 品番 | NU62503 |
| 定価(税込み) | 5,500円 |
| サイズ | S、M、L、XL、XXL |
| カラー | ブラックのみ |
| 素材 | 100DRY WR Yarn(ポリエステル100%) |
| 機能 | ・肌面にポリエステルのはっ水糸でドライに ・抗菌防臭(ポリジン・ステイフレッシュ) ・静電気抑制 ・広めの襟ぐり |
| 原産国 | インドネシア |
| 公式サイト | ノースフェイス公式サイト |
ノースフェイス100ドライWRタンクの口コミ・評判
ノースフェイス100ドライWRタンクの口コミを調査しました。
悪い口コミ
悪い口コミは見当たりませんでした。(全体の口コミ数が少ないのも影響しているでしょう。)
良い口コミ
見た目も良く着やすさ、肌触りもよく気に入りました 満足しました
出典:楽天市場より
ちょうど良い
出典:ノースフェイス公式サイトより
汗冷え対策に効果的です。
Tシャツが肌に張りつかないので、寒さを感じません。
マラソン大会のインナーに最適でした!
出典:ノースフェイス公式サイトより
10月の雨の予報日のマラソン大会でシャツが肌に張り付くのが嫌だったのでこちらの商品を購入しました。まだ大雨での使用はありませんが、実際に使ってみると汗の張り付くような感覚はなく完走まで快適でした。サイズ感はLでジャストサイズでシャツのサイズよりもワンサイズ小さめの物を基本的には選んだほうが良いようです。オールシーズン使えるのでこれから出番が多くなりそうです。
ノースフェイス100ドライWRタンクはこんな人におすすめ!
ノースフェイス100ドライWRタンクは次のような人におすすめです。
- 汗冷えを防ぎたい人
- 匂い対策もしたい人
- ノースフェイスが好きな人
まず汗冷えを防ぎたい人におすすめです。
ポリエステルはっ水糸が使われているので、汗が外側へ移動し、ベースレイヤーに吸水されると撥水加工のおかげで汗戻りが少なくなります。
このため、汗冷えを防ぐことができます。
次に匂い対策もしたい人にもおすすめです。
100ドライWRタンクはポリジン・ステイフレッシュ加工がされているので匂いを抑えることができ、快適に着用できます。
また、ノースフェイス好きにもプッシュしたいです。
100ドライWRタンクはアンダーウェアですがファッション的にも優れたデザイン性をもつノースフェイスのスタイルが生かされているので、見えないところにもこだわりたいという人におすすめできます。
まとめ:ノースフェイス100ドライシリーズはファッション性も機能性も高い
この記事ではノースフェイス・100ドライシリーズのラインナップを整理しながら、ノースフェイス100ドライWRタンクをレビューしてきました。
最後にドライ100シリーズの魅力をまとめておきます。
▼ドライ100シリーズのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 肌をドライに保つことで汗冷えしにくい 広めの襟ぐりで外から見えにくい ドライWRはポリジン加工で匂いが気になりにくい(ウールにも天然消臭効果がある) ウールはポリプロピレン製で排水機能の低下がない | カラー展開が少ない ウィメンズの型が少ない ドライWRは撥水加工がだんだんと落ちる ウールはポリプロピレン製のため劣化が気になる |
▼次のような人におすすめ
- 汗冷えを防ぎたい人
- 匂い対策もしたい人
- ノースフェイスが好きな人
100ドライシリーズはランニングにもアウトドアアクティビティにもおすすめなドライレイヤーですのでぜひ、手にとってその効果を体感してみてくださいね。
それでは、素敵なランニングライフを!


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