ひでさん
先日、自サイトをチェックしていると…

(当サイトではユーザーさんが使いやすいように商品リンクの価格表示をしています。)
▼さらにはRinkerの商品情報を検索しようとすると…
【エラー】このアクセスキーは、Product Advertising APIにアクセスするために有効になっていません。AWS認証情報を利用している場合はProduct Advertising APIで取得し直してください。
…という表示が!

普段かなりお世話になっているワードプレスプラグイン「Rinker」の表示がおかしくなっていました。
しかも詳しく調べてみるとこの状態を放っておくとアフィリエイトの売り上げに影響を及ぼすということが分かりました。
一体どうすれば!?
と一瞬焦りましたが結果的に少しの作業で案外簡単に解決することができました。
どうやってRinkerの表示を直したのか?
詳しい手順は記事の中で解説していきます。
AmazonアフィリエイトをRinkerで行っている人のほとんんどが関連することだと思いますので、思い当たる方は一度チェックしてみて早急に対処することをおすすめします。
それでは、どうぞ!
- Amazonアソシエイトの新バージョンAPIが導入されます。2019年の11月30日までに対応しないと売り上げがカウントされません。設定方法を記事の中でお伝えします。
気になる項目へジャンプ(目次)
情報収集してみたらPA-API v5にバージョンアップすることが判明
いったい何が起こっているのかと思いまずは情報収集をしてみました。
Rinkerの公式サイト「おやこそだて」
Rinkerの公式ページ『おやこそだて』に行き、リリース履歴を見てみました。
▼すると何やら色々と書かれていました。
ver1.5.5
(2019年10月24日 一般リリース)PA-API v5に対応しました
その他リファクタリングなど
注意3
Amazon APIの仕様がかわりました。12月以降は旧バージョンではAPIの利用ができなくなります。お早めに更新してください。
注意4
PA-API v5対応のRinkerを利用する際は以下のいずれかが必要です。
cURLがインストールされている
php設定のallow_url_fopenがonになっている
レンタルサーバーであれば、php設定のallow_url_fopenはお使いのサーバー管理画面で[php.ini]の設定から、allow_url_fopenをonにしてください。

▼つづいてAmazonアソシエイトセントラルにアクセスしてみました。
Amazonアソシエイトセントラル

PA-API v5への移行を2019年11月30日までに実施しなかった場合、現在のPA-APIはご利用をいただけなくなります。

情報収集した結果、AmazonアソシエイトのAPIがバージョンアップ(v4→v5)するということが分かりました。
RinkerはAmazonのAPIを使用して商品情報を表示したりしているのですが、そのおおもとのAPIがバージョンアップするのでRinkerの設定も対応させないといけないということです。
Amazonアソシエイトセントラルに書かれていることを要約すると…
- AmazonアソシエイトのAPIのバージョンが大きく変わるのでそれに対応してくださいね。
- これまで使っていたPA-API v4は2019年11月30日で使えなくなりますよ。
ということでした。
今までの状態で放置しているとAmazonアソシエイトの売り上げがカウントされない状態になるようです。

商品リンクプラグインRinkerの表示がおかしくなった原因


11月30日まで使えると書いてあるのに、なぜRinkerの検索が使えなかったり価格が表示されなくなったのかといいますとそれはRinkerを更新したためでした。
早々にRinkerがver1.5.5で新バージョンのPA-API v5に対応してくれたのですが、
ぼくが設定しているAPIが旧バージョンのAPIのままだったためにエラーが起きたのだと思います。
エラーの出た状態で売り上げがカウントされるかどうかはかなり怪しいのでRinkerを2019年10月以降に更新した覚えのある方は、
11月30日まで待たずに早々に新バージョンのAPIを導入する方がいいでしょう。
▼次からは新バージョンのAmazonAPI「 PA-API v5」の設定方法をくわしく説明していきます。

さくっ!とできるAmazon PA-API v5移行方法
まずはAmazonアソシエイトの管理画面にアクセスします。
ツールを開き「Product Advertising API」をクリックします。
API関連の項目が表示されるので表示を少し下にします。
「認証キーの管理」という項目を探して「新しい認証キーを取得する」をクリック
移行の確認という表示が出るので「続ける」をクリック
アクセスキーとシークレットキーが表示されます。
「認証情報をダウンロードする」をクリックしましょう。
(認証キーの管理>は現時点では触らない方が無難です。)
説明に書かれている通りアクセスキーとシークレットキーは後で確認しようとしてもWeb上では確認できません。この時点で必ずダウンロードするようにしましょう。
あとでコピペするので画面は開いたままにしておきましょう。
Rinkerの設定画面へ
つづいてRinker側の設定です。
ワードプレスの設定>Rinker設定を開きます。
設定内にAmazonの項目があるので、先ほどAmazonアソシエイトセントラルで発行したアクセスキーIDとシークレットキーをまるっとコピペして貼り付けましょう。
以前のものが表示されていると思いますが、上書きしてOKです。
コピペできたら下の方にある「変更を保存」をクリックしましょう。
画面上に「設定を変更しました。」と表示されれば完了です。
設定が反映されているか確認する
Rinkerの商品リンク検索や表示が正常になっているか確認しておきます。
動作を確認するためにRinkerの商品リンクを作っていきましょう。
商品リンク>新規作成と進みます。
商品情報を取得をクリックします。
商品名を入力して検索をクリック。
無事に商品情報が表示されたら成功です!
▼実際のページに表示される商品リンクも確認しておきましょう。
価格と更新日も表示されていますね!

ちなみにエラー状態の表示
上手くいかない場合は?
もしうまくいかない場合はRinkerのリリース履歴にあった項目を確認してみましょう。
注意4
PA-API v5対応のRinkerを利用する際は以下のいずれかが必要です。
cURLがインストールされている
php設定のallow_url_fopenがonになっている
レンタルサーバーであれば、php設定のallow_url_fopenはお使いのサーバー管理画面で[php.ini]の設定から、allow_url_fopenをonにしてください。
cURLがインストールされているか?
php設定のallow_url_fopenがonになっているか?
php設定のallow_url_fopenがonになっているかどうかは各サーバーにアクセスして確認してみましょう。
XSERVERで確認
XSERVERにアクセスします。
サーバーパネルの方にログインしましょう。
サーバーパネルが表示されます。
サーバーパネルの下の方にPHPの項目があり、その中の「php.ini設定」をクリックします。
自サイトのアドレスの横にある「選択する」をクリック。
php.ini設定に入るので、下の方にスライドさせます。
下の方にある「allow_url_fopen」が「ON」になっているかチェックします。
もし、「OFF」になっていれば「ON」にして「確認画面へ進む」をクリックし保存しましょう。
ロリポップで確認
ロリポップのユーザー専用ページにアクセスします。
サーバーの管理・設定>PHP設定をクリック。
自サイトのアドレスの並びにある設定をクリック。
「そのほか」の中にあるallow_url_fopenをチェックします。
PHPバージョンがCGI版の方は変更できますので「on」にしましょう。
▼ちなみに…PHPバージョンがモジュール版の方は…
php.iniの変更ができなくなっています。
モジュール版の場合は変更はできませんがallow_url_fopenの項目が1になっていればonになっているようです。
AmazonアソシエイトPA-API v5移行方法とRinker設定 まとめ
こちらの記事ではAmazonアソシエイトのPA-APIがバージョンアップされるためv5に移行する手順をお伝えしました。
ほとんどコピペだけだったので、やってみると簡単に移行することができたと思います。
今回のようなお知らせが再びあるかもしれないのでAmazonアソシエイトセントラルのPC版のお知らせは頻繁にチェックするようにしたいですね。
それでは、また!
ひでさんでした!(@tekutekuhidesan)